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運命の別れ道
櫻子さんが転校してきてから3ヶ月。
少しずつ進学の話を聞くようになってきた。
いつもの様に目覚まし時計で目を覚ます。
……頭がグルグルする。ベットから出た瞬間僕はその場に倒れてしまった。
熱だった。
家族が全員仕事に行き、1人になった。
僕はいつの間にか寝てしまっていた。
「…っ…!!」
気づいたら午後5時を回っていた。
(……お腹空いた)
小腹が空き、1階へと向かう。
『 ピーンポーン』
誰もいない時は開けちゃダメよ!…なんて歳でもない。
「はーい!!」
ドアを開けるとそこに居たのは………
「……っ!!」