表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
綺麗な人には毒がある  作者: ☆いちごミルク☆
3/4

女王の美少女


図書委員の僕は今、図書室に向かっている。



授業長引いちゃったよおおおおおおおお

委員会なのに…クソっ!!


ドンッ!!


軽く走っていた僕は誰かにぶつかってしまった。相手も僕も転ぶ。立ち上がり手を出し声をかける。


「えっと、大丈夫??」


あ!えっと…この子どっかで……見たこと……


「ありがとうございます。」

と彼女は僕の手をとる。

「……っ!!」

「フフっ先輩こそ大丈夫ですか?」


\( 'ω')/イヤアアァァァァアアアァァァァアアア!!!!

ええええええええええええええええええええ!?!?!


見たことある。そう思ったのは杏様だった。

そう、僕はこの学校の女王であろう杏様に肩からぶつかってしまったのである。



手汗が止まらない。



「もぉ〜先輩ったら走ちゃっダメですよ?」


慣れたような(可愛い)上目遣いをしてくる。


「あ、えっと…急いでて…その…ごめんなさい…。」


手汗が止まらない。


「フフっ今回だけは特別に許してあげます!…だから早く…その…返事ください…ね?」


顔を真っ赤にする杏様。

ああああああああぁぁぁ!!!!!!!!!周りからの視線が怖いよお……。


でも…なんていうか……かわいい。


僕の顔まで赤くする。



ふと考えてしまう。何が彼女をここまで可愛くするのだろうか?整った顔?あざとい性格?身体中をまとう雰囲気だろうか?




それとも、どことなく悲しげな瞳だろうか?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ