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卒業
投稿ずっとできなくてごめんなさい。゜(゜´Д`゜)゜。
今回は初の海翔sideです
海翔side
ボロボロなく蘭に
俺はただ謝るしかなかった
俺が泣かせてるから
俺が弱くて
勇気が無くて
蘭を傷つけた
「ごめん…」
謝る俺に蘭は涙目で
不思議そうな顔をする
「…海翔が何で謝るの?」
「俺が弱くて蘭を泣かせてるから」
弱い自分が嫌いだ
「え…?」
だから俺は
「……ごめんな、俺が傷つきたくなくて」
強くなる
「俺が傷つきたくなくて、蘭に俺のこと好きか聞いた…」
「海翔…意味分からないんだけど…」
今までもそうだった
人を傷つけて
俺はそれを見て見ぬ振りをしていた
そんな人生から
卒業する
「俺、蘭のこと好きだ」
沈黙が流れる
「……海翔…?」
「安心したくて…」
「え?」
「もし、好きだって言って振られたらって考えたら…」
最低な俺
平気で人を傷つける俺
そんな俺のこと好きになるはずないか
「私…」
蘭が口を開いた