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私たちの世界  作者: 茜音
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君のためだ

教卓に行き


つき合っていることを告白した海翔


『海翔君にあいつなんてつりあわねんだよ』



バンッ


その音の正体は



海翔が教卓を叩いたから



「誰だよ…俺と蘭が釣り合わな言っていった奴……」


海人は鬼のような顔で


皆をみた



「………だれだよ…」



沈黙が続く



「…ッ…誰なんだよ!!」



バンッ…


『きゃぁー!』


「海翔!」


そう


今まさに


女子が悲鳴を上げた理由は


海翔が教卓を蹴り飛ばした



「海翔!やりすぎだよ!」


「だから、蘭は黙ってろよ…」



海翔……


わたし、すごい海翔が好き



だから



ごめん



足が動いているのは


海翔のため



パンッ…



「………蘭…?」


「海翔…皆に謝って……」



海翔の頬は


赤くなっていた

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