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私たちの世界  作者: 茜音
10/12

はっきりね!!

両思い=付き合う


まって!!


でも、私海翔になにもいわれて


無いよね!?


つき合おうとかさぁ


な、何この


切なさ混じりの疑問は!?


さすがに私から


『私たちつき合うんだからデートしよ♡』


とか、ふざけたこと言えないよー…(泣)


そんなこと考えてると


キーンコーンカーンコーン…


授業のチャイムが鳴った


「蘭、教室戻るかー」


「ぅ、え、あ、はい!」


「何で敬語?(笑)」


「……教室戻るよ!」


「はーい(笑)」


教室のドアを開けると


心がこっちへ駆け寄ってきた


「蘭!!海翔君とどうなったの!?」


「…うーん…両思いって分かった!」


「マジ!?何この急展開!?じゃあつき合うことになるのかー…蘭にもやっと春が来たねぇーー」


「両思いって分かったのは良いとしてつき合うかどうかがよく分かんないんだよねー」


「……はぁ!?何で???」


「つき合おうとか言われてないし…」


「何それーーー!?」


と、心は言うと


海翔の方を向いて


小さな声で『もぉー…』というと


「…海翔くーーーーーん!!!」


と、馬鹿でかい声で言った


………………って!!


「何心叫んでんの!?」


「ここんところはっきりさせないと!!」


と、ガッツポーズをする


「そんなことやらなくて良いよぉー…(泣)」


「良いから、良いから」


そんなことを言っているうちに


海翔がこっちへ来た


「何?」


「海翔君蘭のこと好きならちゃんと最後までつきあってくださいって言ってよね!蘭は恋愛初心者なんだから!!」


「「…どぇぇぇぇーーーーーー!?」」


クラスのみんながいっせいに


私たちの方を見た


こうなると思った………(泣)

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