風、求む
もしもあなたが、『己の背を押す風』がないと嘆いているならば
風を探しに行きませんか?
きっとどこかで風は吹いているはずだから。
もしもあなたが、『己の背を押す風』が見つからないと嘆いているならば
風になってみませんか?
きっとどこかで風が生まれるはずだから。
もしもあなたが、『己の風が弱まった』と嘆くのならば
私が『あなたの背を押す風』になりましょう。
きっとどこかへ風を運べるはずだから。
もしもあなたが、『どうしてもっと早くに押してくれなかったのか』と問うのならば
私はこう答えましょう。
なぜなら私はただの空気。あなた(風)がなければ、身動き一つできないのです。
一応詩のつもりですが、書いてみたら字数バラバラで……自由詩とかになるのかな。詩の勉強もしよう。そうしよう。
結局自分で動くしかないようなぁ、というお話。