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プロローグ
すこしばかり昔話をしよう。
「ふむ。では空に輝く星がこの地上と同じとでも言うのかね」
まだ人が科学という道を探求し始めた頃の話。
「ねぇ、今更なんだけどさ。」
「なんだマスター」
「冥界ってどんなところ?」
まだ人が精を操り、魔を使役することができた頃の話。
「これがこうなって・・・あれぇ?」
「まーた失敗してるのか・・・。初歩魔法ぐらいどうにかしろよな・・・」
「だぁってぇ・・・」
まだ人が魔法や法力という、神や魔の力を借りることができた頃の話。
そのころにはまだ善悪という概念が存在しなかった。
否、善悪の基準は合った。しかしそれは種族という理に縛られていたのだ。
しかし、万物の共通の考えとして、ひとつは真相に植え込まれていた。
すなわち、『天は存在する』。
ということで、はじまりましたわよ聖魔降臨。
プロローグではとりあえず世界観を表してます。
これからがしがし続きますのでどうぞご覧あれ!