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そう、この物語は英雄譚である  作者: キリオン
第3章剣聖編前夜祭
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進化への道は

一通り話を聞いた。

永江『ということがあったの』

司『なるほどねー、大変だったね』と他愛もない会話をしていた。すると、『お前らいつまで話してんだ』と声が聞こえた。その方向を見ると九十九がいた。

永江『九十九くん!』とちょっと顔が赤くなった気がした

司『おー、九十九、ヤッホー』

九十九『ヤッホー、久々に会った気がする』

司『だよね、まぁ仕方ない最近忙しかったし。で、話戻るけど、どしたん?』

九十九『いや、だって教室の前でずっと話してんだもん、もう休憩終わるよ』

司『え、マジ』と時計を見る。『マジじゃん』

九十九『すぐ、戻らなね』といい、教室に入ろうとする。が俺はとあることに気がついた。

司『お前、魔力操作レベル高くないか?』というと九十九は足を止める。そして、『ただ暇だからずっと練習しているだけだよ』といい。三人は席に座った。

授業が始まるチャイムが鳴り、ワイド先生が授業を始めようとしたら、双銘さんが教室に入ってきた。

ワイド『何のようです。双銘さん』

双銘『いや、ちょっと授業してみたいな〜て』

ワイド『別いいですけど、俺一体何回授業潰されればいいんすか』とため息をついた。

双銘『なーに、すぐ終わる』と笑う。そして、双銘な授業が始まった。

双銘『まず、昨夜君たちに言った通り君たちは弱い。これでは俺の後継者とは名乗れないだろう。だからこそ、君たちは強くならないといけない。俺までとはいかずとも、全員で俺に勝てるぐらいには。そして、そのヒントを与えるのが俺たち大人だ』

と真剣な口調で話すので、皆が真剣に聞く。

双銘『俺から少し強くなる為の、進化する為のヒントを与えよう』というので、内心ワクワクしていた。

双銘『でも、いきなりヒントを言うのは、ちょっとなと思うだよ。なのでヒントは自分で探してもらうじゃないか』。皆、それを聞き、困惑していた。

ワイド先生はクスクスと笑う。

双銘『強くなる為の宝探しだ。期限は無期限だあまりにも、わからない見つけられないと言うのであれば教えてあげよう』と言うととある生徒が『範囲はどれくらいなんでしょう?』と問う。それに双銘さんは『この王都は、根源の大賢者レインのおかげで、聖戦の被害はさほどなかった。この意味わかるよね』というと教室はザワザワし始めた。

双銘『そう、つまり範囲はこの王都全てさ。頑張ってね』といい、教室を出た。その後皆が盛り上がって、探しに行こうとしたのはいうまでない。

探しに行こうとした奴らをワイド先生が『お前らちょっと待て』と静止させた。皆がワイド先生の方を向く。そして、『放課後いけ』と血管が盛り上がるぐらいキレていた。

そういえば、言ってないと思うんですけど、俺趣味で小説家になろうをやっているので正直、売れなくていいんですよね〜。できたら売れて欲しいけど

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