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そう、この物語は英雄譚である  作者: キリオン
第2章月編後半
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理想郷の為に〜参〜

神宮司『とりま、攻撃しないと話にならんだろ』といい突っ込んでゆく。しかし、それを雅羅は避けなかった。神宮司の攻撃は直撃したが、雅羅にはダメージがなかった。むしろ回復していた。それを見て神宮司は『なるほど、それも反転してんのね』といいそれに『さっき言っただろ』と雅羅は返した。すぐさま俺らのもとに戻ってくると、俺は『え、もう慣れたの?』とちょっと引いた。神宮司は『いや、全然慣れてない、ただ、一回冷静になって戻ってきた』それに続けて『そんなことよりも、やっぱりあいつは攻撃と回復が反転している』

梅原『いや、さっき言ってただろ』

神宮司『だけど問題はどうせ、切り替えとかできるんだろうな』

司『じゃー、つまり』

神宮司『回復魔法と攻撃を同時にすればいい』

梅原『それなんの意味もなくね』

神宮司『じゃ〜どうすればいいんだよ』

藤原『ゴリ押し』

一同『OK』

しかし、無論聞くわけもなかった。雅羅は呆れた。

藤原が正面から殴りかかる。それを見て雅羅は『無意味な』と感情なくいう。雅羅は避けずわざと藤原の攻撃を当たった。そして、雅羅は驚いた。なぜならば、ダメージを負ったからだ。なぜと雅羅は思う。その答えはすぐ返ってきた。

藤原『回復魔法、覚えていてよかった。炎はガワだけ手の中に回復魔法を忍ばせてたんだよねー。さぁこっからはギャンブルだよ雅羅、果たして、俺の拳は炎か回復かのね』そこからは藤原の快進撃が始まる。その二分一を当て続けないといけないのは、簡単な様に思えてかなり難しい。しかも藤原にもそれは言えるが藤原はなんのデメリットも存在しなかった。雅羅は『埒が明かんな』といい、攻勢に出る。しかし、俺や神宮司、梅原、そして、イデアル、ミリアルの加勢が入り、状況はこちら有利に進んでいった。ドゴ、グサ、と音を立てながら攻め続け、いつしか、雅羅の体は血塗れになっていった。その様子を見て、俺たちは勝てると歯茎を見せてしまった。

雅羅『よくぞ、ここまでは』というと、俺たちの位置が逆転し、雅羅は俺たちの包囲網を抜け出していた。神宮司が『位置も入れ替えることができんのかよ!』という。雅羅は俺たちに向き直し『よくぞ俺をここまで、追い詰めた。褒美をとらす』というと雅羅は剣を抜き、次の言葉をいう

雅羅『万華鏡』というと絶対領域は万華鏡の様になり、全方位から刀が出て、俺たちの方向に向かって来た。なす術がない為、俺は『綺麗だ』といい、斬撃を喰らい倒れた。雅羅は倒れた俺たちをを見て『遠く及ばない及ばないんだよ、双銘には!、この世界の支配者である双銘が消えた今、俺が新たなる支配者になる』雅羅は勝ちを確信している様だった。

くそーと歯を食いしばりながらいう。雅羅は俺の元まできて、『一人ずつ着実に殺す。まずはお前だ』といった直後、途轍もないプレッシャーが現れた。

プレッシャーを発している方を見ると、サグメさんが指輪を外そうとしていた。それを見て、

雅羅『まさか』

蓮姫『おやめください』

歌姫『なぜ、この者たちにそこまで肩入れするのですか!』

ガブ『おやめください、双銘様との約束を破るおつもりですか?!』と叫んだ

サグメ『そうよ、そして、ごめんなさい。あなたの約束破るわ』すると指輪を完全に外す。


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