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そう、この物語は英雄譚である  作者: キリオン
第2章月編中編
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月の英雄にして最強、鬼仙雅羅

雅羅『さぁ、始めようか』といい、刀を抜く。俺たちは身構える。そして、蓮姫さんが『気付けてください。この人は月最強と呼ばれ、あの双銘様から認められたお方です』と言うと雅羅は姿を消した。どこへ?と思っていると。蓮姫さんが俺の右側に来て、雅羅の攻撃を受け止める。しかし、蓮姫さんは飛ばされる。そして、刀を振り切っている雅羅さんにガブリエルさんが魔法を放つ『覇天!』しかし、高速のサイドステップで回避してみせる。そして、雅羅は距離をとった。蓮姫さんの方を見ると受け身をとったようでダメージはそんなに無いようだ。

神宮司『あの人のランクはなんなんだ?』と切羽詰まった声で言う。

ガブ『混沌級ですよ。しかも』

神宮司『しかも何!』

ガブ『混沌級、最上位、戦闘スタイルは世界級と変わりません』

司『世界級と変わらないてどう言う?』

サグメ『混沌級でも相性によって格下でも負けちゃうて話はしたわよね。でも世界級はそれが無い。なぜかって、世界級の戦闘スタイルは圧倒的な力による蹂躙、圧倒的な魔力量、圧倒的な能力、圧倒的な武力全てが世界最強クラス。雅羅は世界級には及ばないけど、それに近しいことをしている。ちなみに言っておくけど、あなたたちを襲った魔王は超越級いわば雑魚よ』

蓮姫『神宮司くん、突っ込みなさい、私が合わせる』

神宮司『お、おう』

神宮司は突っ込んだ。雅羅は神宮司の一刀を容易く受け止める。しかも、背後から蓮姫さんが一刀を入れる。しかし、雅羅は再び横に飛び回避した。

サイドステップがやたらと速えーと神宮司は思う。

しかし、俺たちもバカじゃ無い

まず梅原が氷で雅羅の動きを止め、俺、ガブリエル、サグメ、歌姫で攻撃をした。歌姫さんの能力は歌で歌い、超音波で攻撃したり、バフを与えることができるらしいく、しかも、歌姫さんが持っている扇子は神話級武具で一回仰ぐと1万メートル級の山を原子クラスまで分解できる扇子らしい。しかしながら、雅羅は梅原の氷の拘束を破り、俺らの攻撃を全て相殺してきた。だが、相殺した結果、砂埃が立ち込め、斜線が切れた。そこになんと、ワイド先生がドゴと言う人間からは鳴っちゃいけない音を出させるような強烈なハイキックを雅羅の顔面に叩き込む。雅羅は吹き飛んだ。

ワイド『やってたか』

司『多分やれてないと思うよ。俺らは』と言うとさんには頷いた。雅羅は予想通り、自分にのっている瓦礫をどかしながら言う『いい蹴りだが』そういい立ち上がる

ワイド『少し強くなったんじゃないか?』と言うがかなり頬には汗があった。

雅羅『確かに俺は強くなったが、お前は逆に弱くなりすぎだ』俺たちはえっ、と言う反応を示した。

すると雅羅はワイドに近づき足を掴む。そして、ヌンチャクのように振り回し地面に叩きつける。『昔、双銘にやられたな。懐かしかぎりだ。それと同時にお前には失望した』とワイド先生を見下ろしながらいい続けて『お前はこの20年間何をしていた。かつてのお前はアレル、双銘と肩を並べる強者だった。だが今の姿はどうだ。強くはならずとも維持はできたはずだ。アレルがいい例だろうだがお前はどうだ?ただ地面に寝そべるしかできん。お前はあぐらをかいていたのではないか?教育は大事だとかいい、過去の栄光にあぐらをかき、強くなる、強さを維持する努力を怠ったのではないか?』雅羅はワイド先生の首元を掴み持ち上げる。そして、『弱き英雄はいらない、弱き英雄は死ぬしかない、弱き英雄は他の英雄のメンツを潰しかねない。お前のことだワイド』そういい、雅羅はワイド先生を蹴り飛ばす。

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