小テストそして、世界級武具
翌日、予告通り小テストが行われた。いきなり言われたおかげか、内容は穴埋めと簡単ないものだった。しかも、語句があり『これは100点取れる』と内心ガッツポーズをしていると。最終問題で躓いた。それは『この階級はと生物の強さもとい危険度の他に、とあるものにも適応されています。それはなんでしょう』というものだった。『あの紙に書いてあったか?』と悩む。それ出した答えが素材のレア度であった。結果96点と満点を逃した。最終問題を周りに聞くと『書いてあったよ』と言われ『どこに!』と言ったら、紙を取り出して、指を差した。そこには、生物と武器の強さもとい危険度と書いてあった。それをみて『あああ』と発狂した。その様子をみて、ゲラゲラ笑っていたワイド先生とははと笑うサグメさんと歌姫さん、微笑んでいるガブリエル、真顔の蓮姫さんがいた。それに『笑いすぎ!』と言った。そこに蓮姫さんが近づいてきて、
刀を見せてきた。そして、語り出す『あの時、私は驚きました。なぜなら、何も知らなかったあなたが、この刀が普通とは違うことを見破ったから』
それを聞き、俺の頭には疑問符が浮かんだ。そこに神宮司や藤原がきた。そして
神宮司『何が違うんだ?パッと見るじゃ普通の日本刀だろ』
藤原『俺も同意見だ』
歌姫『確かに見た目は、普通の刀、でもその刀はね。神話級武具、皇凱という品物です』
俺たち『えーー』と声を出した。
神宮司『マジかー、これそんなヤバいやつなの』
藤原は固まっていた。俺も固まった。梅原が割って入ってきて、"とあるとこを聞いた"それは
梅原『この話よれば、世界級武具もあるんだろ』言った。ワイド先生が『ある』と真剣な顔つきで答えた。そして、語り出すこの世界における世界級武具を
ワイド『この世界には、世界級武具は六つ存在すると同時にこの六つ以外で作ることができない。 』
司『なんで?』
ワイド『制作難易度が高すぎるからだ。世界級武具は生物の強さと同じように、世界を変えることができる。それほどまでに強力なエンチャントが施されている。いや、強力なんぞで言い表して良いものかわからん。頑張って言葉で表すなら、再現不可能のエンチャントが施されている。そして、そのエンチャントに耐えれる程の素材、そして、その素材を加工できる神業としか言えない加工技術が必要となってくる。それら全ての問題をクリアし、出来上がった究極にして至高の武具それこそが、世界級武具だ』
俺ら『なるほど』
ワイド『そして、世界級武具には他の階級とは違い、序列が存在する。
序列第一位、天満仙技国津罪剣
序列第二位、テミス
序列第三位、天国天武鉾
序列第四位、覇天
序列第五位、ファアエル
序列第六位、バルサ
以上を持って、世界級武具となる』
周りの奴がそれを聞いていて、『いつ使ってみたいなー』というと、ワイド先生は『安心しろ、無理だから』するとガヤが『なんでや!』とエセ関西弁でツッコんだ。それに蓮姫さんは『世界級武具はその強さに見合った実力がなければ、使えこなせません。今のあなた方では、まず、不可能でしょう』と淡々と述べた。それに俺や神宮司、梅原は『はっきり言ったなー』とちょっと夢破れたような気がした。