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そう、この物語は英雄譚である  作者: キリオン
第2章月編前編
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ZONE2

ZONEを教えてもらう

蓮姫『できるかはさておいて、私のみに集中してください』と言われたので、剣を構えて蓮姫さんに集中した。そして、その場は静寂が支配した。その静寂を破ったのは、蓮姫さんだった。蓮姫さんは凄まじい踏み込みを見せ、俺との距離を詰めた。しかし、さっきまでとは違った。何が違ったかというと

『早すぎだろ!』。

"ナレーター"そう、先ほどとは比べ物にならないほど、踏み込みが速かったのだ。その状態から繰り出される一撃はもはや線であった。そして、違う点がもう一つ、目に、稲妻のような線が出ていた。坂田司はそれをみて、とあることに気がついた『イデアルさんとミリアルさんにもあったよな』と、しかしそんなことを考えさせてくれるほど、蓮姫は甘くなかった。

俺は『ZONEには入ればなんとかなる』しかし、そんな願いは叶わぬまままた敗北した。

司『なんで、出ないんだよー』

ワイド『当たり前だ。そんなに英雄の称号は甘くない』

司『そういう先生はできるんですか?』

ワイド『できるよ、当たり前じゃん』とすげー腹立つ顔で言われたので、俺は持っていた訓練用の剣を投げた。無論、躱された。

司『ZONEの効力てなんですか?』

ガブ『イメージの具現化ですね』

俺はキョトンとした。その様子をみて、ガブリエルさんは『うーんと、スポーツしている時、人はプレーのことを考えますよね。その時、無意識に自分の実力関係なしで理想とする動きを考えるんですよ。ですが、残念ながら結局は理想で泊まり、再現はできません。しかしZONEはその無意識に抱いてしまう理想の動きを再現できるようになります。それがZONEの効力ですかねー』

司『なるほど』

最近、ゲームが忙しいー

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