表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
そう、この物語は英雄譚である  作者: キリオン
第2章月編前夜祭
34/99

饗宴 壱

クリムゾンの一件の謝罪として、魔王会議の後に行われる宴に招待してもらった。

俺たちはシンキさんの城に来ていた。案内された部屋はとても広く、豪華な料理が並んでいた。そして、口喧嘩をする魔王たち。そこにシンキが『いつまでやってるのかしら』という。すると魔王たちは、口喧嘩をやめた。そして、『昨日話したように、この子達も参加させるわ』というので魔王たちはそれぞれ挨拶をした。よろしくやよろしくな、みたいに十人十色だった。するとシンキさんが王座に座り、グラスを持って、『かんぱーい』というと魔王たちを含めるその場にいる全員が『乾杯』といい料理を食べ始めた。俺たちも便乗して、食べ始める。雑談を挟みながら。

俺は気になったことをフロニテさんに聞いてみた。

司『フロニテさん』

フロニテ『どうした?』

司『魔王で1番まともというか、常識人て誰ですか?』

フロニテ『あー、それは間違いなくフレイだな』

司『なぜ?』

フロニテ『理由?、それは、まぁ、1番に私たち魔王のまとめ役だからな、別にそういう役職はないんだが、いかんせん皆が個性が強いからな自然とあいつがそういう役になった。一応言っておくと次にまともなのがシルバーだな。あいつは無口だが、身勝手というか非常識なことは基本せん。次に私、アレスあとは奴らは色々と狂っていて甲乙付け難い』

司『へー』という会話をしているとキラさんが『嘘つけーお前も狂ってる側だろがー』と叫ぶとフロニテさんが『あー完全に酔ってる』と困り顔であった。

フロニテ『あーそういえば、言い忘れていた。シルバには好意を抱かれるな』と必死な顔つきでいう。

俺はそれに『なぜ』と聞くとフロニテさんは『あいつは愛が重すぎる』というのでヘっという顔をした。

フロニテ『あいつはかつての主人、先代魔王にその生涯をかけて尽くした。』

司『別にいい部下だなと思うんですけど?』

フロニテ『ここだけ聞くな、魔王の生活の全てをして、魔王を討伐しにくる勇者を始まりの村で殺して、魔王逆らう奴らを裏で暗殺もするこんなやつが、普通だとでも、それ以外が完璧なんだよあいつは』と恐怖の表情を浮かべた。

すいませんまだ二章いかないです

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ