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そう、この物語は英雄譚である  作者: キリオン
第2章月編前夜祭
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二人の会話

双銘は生きていた。

二人の間には、短くそして長い沈黙があった。その沈黙を破ったのは双銘だった『あのさ、さっきの会話聴いてたんよ、お前、話盛ったよな』と言われ、クラウシスは分かりやすく『いいえ』と答えた。それに双銘は『別に嘘というわけではないからいいが、正直自殺した理由のうち10%ぐらいだぞあれは』と言われ、クラウシスは『ええ、わかっていますとも、ですが、真の理由は、私ではどうにもならなかった。それと同時に自分が無力だと知った。故に私はあなたの死を20年間ずっと悔やみ続けた』。

それに双銘『そうか』とだけ言い残した。そして、その言葉に続けるように『今思えば20年か、我が子と会っていないなー』というとクラウシスは『会いに行けばいいじゃないですか?』と言うや否や、双銘は『20年間顔を見せないでどのツラ下げて行けって言うんだよ』といい、クラウシスは『死んでいたのですから仕方がないでしょう。今あなたはここにいる。しかし、やむおえず離れなければならなかった。そして、その理由が死亡していたのですから仕方がない』と語った。すると双銘は明日から立つ、双銘の姿はベランダにあるせいがカーテンに阻まれ、月光の光により、影になっており、見えない状態だった。

双銘『少なくともこの姿では行けないよね』

クラウシス『はい、そうですね』

双銘『なんか、用意して』

クラウシス『そう言うところが、私の胃を痛めつけるんでしょ』

双銘『ごめん』

クラウシス『ですが、すでに用意してあります』

双銘『まじで』

気分転換で[強国の作り方]と言うものを書いています。好評だったらこちらも頑張って行きたいなと思います。

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