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そう、この物語は英雄譚である  作者: キリオン
第2章月編前夜祭
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最強の権威と葛藤

クラウシスさんの半生を教えてもらった。

クラウシスさんはこちらを見る。クラウシス『ここからは、私の後悔の話です』といい続けて『まず、最強とはどんなものだと思います?』と疑問を投げられる。それに『最も強い存在ですかね』というとクラウシスさんは『なら、メリットデメリットはわかりますか?』さらに問いを投げる。それに『メリットはすごい名声と地位で、デメリットは孤独になることでしょうか?』と好きなアニメで言っていたことを言う。それに対してクラウシスさんはハハと笑い『一般的な最強なら、それであっているんでしょうけど。あのお方は、最強の中の最強でした。故にせよっていたものが違った。あの人はその強さ故に途轍もない期待をされ続けた。それは、一人にかけていい量を超えていた。そして、その強さ功績から、手にした地位も権力もまた人ひとりが持っていいものではなかった。やがてその権力、地位、所謂最強の英雄の嫁、子供という地位をあらゆる欲にまみれた豚どもが、狙い自分の娘たちをあのお方に差し向けた。その結果、あの人は嫁は一人でいいと言っていたのにも関わらず、6人にもなってしまった。そして、最終的にあのお方の生涯において欲したものは何一つ手に入らなかった』といい、クラウシスさんの目には涙があった。そして、涙を流しながらさらに語る。『あのお方からは私は、自分で言うのもおかしいのですが、信頼されていた。本来であれば、私がその行為をやめさせるべきだった。なのに、私はあの人に対する期待による疲弊を気付ける筈だったのに気付かず、最終的にあの人は、自害した。まぁ、自害した理由は他にもありますが、これもまた一因でしょうね』という。

それを聞いて俺は、咄嗟にクラウシスさんの手を掴み『別にそんなに気を病む必要はないと思います』といった。クラウシスさんは『なぜ』といった。それに『クラウシスさんが言っている人がどんな人かはわかりませんし、どれだけ期待をされて来たかもわからない。でも、それでも、その人はクラウシスさんに自分の死をそんなに引きずって欲しくないと思います』といった。なぜ"なぜこんな言葉が出たかはわからないでも直感でこうしなきゃ"と思ってしまった俺がいる。すると顔が明るくなり『なんだかあの人に似てますね』と笑っていたするとクラウシスさんは外を見た。それにつられて俺も外を見たら外はもう真っ暗だった。

クラウシス『まだ夜も遅いだからもう話はおしまいです。寮まで送り届けますよ。』といい、クラウシスさんは応接室を後にした。そして、帰りの馬車に乗る際にクラウシスさんから『君と話していたらちょっぴり救われた気がしたよ』と言われ、俺も『今日は貴重なお話をありがとうございました』と返した。そして俺は学園の寮まで帰るために馬車に乗る前に気になったことを聞くのだった『あのお方のて、だらなんですか』というと、クラウシスさんは『双銘です』というと風が二人の間を通った。

僕は自室でゆっくりしようとして、自室のドアの前まで来ていた。無論メイドも後ろにはいる。そして、自室のドアを開けると人影が見えた、それにメイドが『何やつ』とその人影に言い放ったが、人影はその声を無視して、部屋にあったお菓子を行儀良く優雅に嗜んでした。それを見て私は今にも襲い掛かろうとしているメイドを、静止した。メイドに『この人の対応は私がやるから戻りなさい』といい、メイドは多少抵抗はしたが渋々同意し、部屋から出ていった。そんなことをそして、私は人影に向き合うと同時にその人影の正体を私は知っていた。そしてその人影に私は言葉を紡ぐ『お久しぶりですねー、双銘様』

疲れた。

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