血染めの花束、誰のため 終
戦闘が終わり、また、平穏な日常へ
クリムゾンは目が覚めると見知らぬ空間に来ていた。そこは、一面真っ白で何もなかった。しかし、
とある人物が立っていたその人物の名をクリムゾンはいう。『父さん』するとその人物は、クリムゾンに近づき、拳骨を喰らわせた。クリムゾンは頭を抑える、するとその人物は『お前は一体何をしたんだ』とクリムゾンにいった。するとクリムゾンは『ごめんなさい』と素直に謝った、それを見て、クリムゾン父は微笑み、『随分と大きくなったな、身長も抜かし、魔王にまで上り詰めるか、弱かったあのガキが』と言った。クリムゾンは謝ることしかできなかった。クリムゾン父は『だが、元気でいてくれてありがとう、お前は私の誇りだ』というとクリムゾンの頬には涙が流れていた。そして、『俺も父さんの息子でよかった』と泣きながらにいう。そして、そして、二人の手には紅い花束があった。
クリムゾン『一体どこへ行くの』
クリムゾン父『言わなくてもわかるだろ』
そういう他愛もない会話をしながら、歩み進んでいった。
これにて、第1常はほぼ終わりました。こっからは、魔王編の後日談です今後ともよろしくお願いします