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堕ちし天使は禁忌の箱を解く  作者: のこじ
第1章 天使は堕ち、■は去る
8/9

第7話 邂逅

遅れてすみません。

※第三者視点(どこぞの女神様)


「えっ?なぜ?」


私はカナタちゃんとの繋がりが途絶えたことに困惑する。


「そう簡単に繋がりが切れるはずが無いんですが…。」


下界(人間界)の様子を探ろうにも妨害され、うまく探ることが出来ない。


「犯人は相当な力を持っているようですね。私の【完全探知Lv99(MAX)】の上から妨害して来ますので。」


私の探知を妨害できる存在など中々いない。

それこそ”神”の名を冠するものでないと…。



「…ッ!」


と、その刹那何処からか私は圧倒的エネルギーを持つ生命体を感知する。


「…厄介ですね。力を使うのも疲れるので嫌なんですよ。ね、()()()()邪神さん。」


「やはり俺の気配には気付いてしまうか。流石は管理を任された”管理神”というところか。」


「そんなダラダラと殺気を垂れ流していたら私でも気づきますよ。」


「その殺気に気付いているならば、なぜ殺気を当てられているか考えるぐらい容易いだろう?なぁ、”瑠璃之花神”カリル。いや、若しくはこう呼んだほうが良かったか?”()()”カリル。」


「私はその呼び名が嫌いなんですが…。その前に殺気を止めて欲しいのですね。私は貴方に嫌われるようなことをした覚えが無いですよ。」


「覚えていないのは酷いな。俺は()()()から言っているだろう。『お前を殺す』と。」



◇◆◇


※一人称視点


「知らないてんじょ…(以下略)」


僕はノルマ達成後、部屋の中を見渡す。

壁や天井は木製で、少し湿っぽい。

そこに置いてある藁の上に僕は寝ていたようだ。


「はっ!?そういえばゴブリンの親玉的な存在は!?」


僕は警戒しながら部屋にある扉を少し開け、外を覗く。


僕のいる場所は小屋のようだった。

外には広場があり…そこにはゴブリンが大量にいた。


「これは…、脱出はキツそうかな。」


ゴブリンだけで100匹以上は見えるし、その上位種らしき存在もちらほらいる。

まず、今の僕ではタイマンならまだしも、集団で来られたら勝てないであろう。


ゴブリン達の様子を窺っていると、頭に冠を乗せた体長3メートルはある巨大なゴブリンが僕の方に向かってきた。


―――マズい!隠れなきゃ!

と考える暇もなく、ゴブリンの親玉は僕のいる小屋に到着した。


そして、扉は開かれる。


「グギャ」


「うわっ!」


僕は尻もちをついてしまう。


「グギャギャ?」


襲われる!と思ったが襲われることは無かった。

親玉ゴブリンは僕に手を差し伸べてきたのだ。


手を取り立ち上がると、親玉ゴブリンは何かを話し始める。


「グギャギャ。ギャギャ?」


何を言っているのかが全くわからない。


すると、親玉ゴブリンは指から魔力を出し、何かを書き始めた。

5分後ぐらいには()()は完成していた。


幾つもの複雑な図形が魔力によって書かれた()()()()()である。


最後に親玉ゴブリンはその魔法陣に向かって魔力を更に込める。

すると、魔法陣は光出し…。


一見何も起こらなかった。

…しかし。


「グギャ『どうだ?』」


「誰っ!?」


ゴブリンから声が聞こえてくる気がする。


「グギャギャ『安心しろ。俺はお前に危害を加えるつもりはない。』」


やっぱり聞こえる。


「あの…。貴方が僕を助けてくれたんですか?」


「ギャ。ギャギャグギャギャ。グギャギャギャギャ『そうだ。名乗っていなかったな。俺は”ゴブリンエンペラー”のコンブだ。』」


昆布?いや、きっと昆布ではない。


「コンブさん、僕は”半堕天使”のカナタです。」


「ギャギャ。グギャギャ。ググギャギャグギャギャギャギャ。ギャグギャギャグギャギャ『”半堕天使”か。なるほどな。かなり”魔王”に近い種族だな。ま、俺は”魔王”だがな」


「魔王?」


「ギャ?グギャギャギャギャギャグギャギャ『何だ?そんな事も知らないのか?』」


「魔王という言葉自体知らなかったんですけど…。」


「ギャギャギャ『そこからかよ。』」

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