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もしかしたらあるかもしれない新婚さんの日常

無人島に持っていくなら

作者: 御厨カイト

初めてのSS


ある日


俺はテレビにて「無人島に持っていくなら何を持っていくか」というものを見た。

テレビの中の芸人は「俺が持っていくなら爪楊枝ですかね。」と言って突っ込まれていたが俺なら何をもっていくかな。


そう思いながらも俺は夕食の準備をしていた結婚したばかりの妻に声をかける。


「ねえ」


「うん?なに?」


「もし君が無人島に何か1つ持っていくなら何を持っていく?」


「いきなりどうしたの?」


「いや、今テレビでやっていたからさ。君なら何を持っていくかと思って。」


「うーん、そうだね~。私なら君かな。」


「……え?」


「私なら君と無人島に行くかな。」


「……ッ!!!」


俺は思ってもみなかった答えに赤面する。

いや、まさかそんな答えが返ってくるなんて思わんやん。


俺がそう思いながら顔を手で覆っていると逆に聞かれる。


「君ならどうするの?君なら何を持っていく?」


「うーん、そうだな~。でも、俺なら君は連れていかないかな。」


「え、そうなん?ちょっとショック。」


「い、いや、そういう意味で言ったわけじゃなくて無人島ってさ生きて帰れるか分からないじゃん。だからさ、そんなところに君を連れて行くなんてちょっとね。そういうわけだか」


俺がそう言い切る前に彼女は俺に抱き着いてくる。


「ど、どうしたの?」


「いや、君がそんなに私のことを考えてくれていたのがうれしくて。ありがと。」


「い、いや、これぐらい。男なら好きな女のことを1番に考えるはずだからね。」


「もう、君って人は大好き!」


「俺も大好きだよ。」


「うふふ、そろそろ夕食が出来るから待っててね。」


「はーい。」


うん、これぞ新婚生活って感じがする。

こんな生活がいつまでも続いたらいいな。





皆さんこんにちわ 御厨カイトです。

今回は「無人島に持っていくなら」を読んでいただきありがとうございます。


読んで「面白い」とか思っていただけたら、感想とか評価のほどよろしくお願いいたします。

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― 新着の感想 ―
[一言] このあと、滅茶苦茶うまぴょいしたのかなぁ。
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