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リポップワールド ~ゲーム世界のバグは勇者を殺す~  作者: 佐倉コージ
序章 おおゆうしゃ! しんでしまうとは なさけない
3/166

0.3.3 天恵のポーション


【カムナ版 3008年 11月30日 月曜 第1版】

『完全勝利! 聖勇者レイヤ 聖魔大戦の開始前に魔王軍を壊滅させる』


 聖勇者レイヤが至聖女アンナを含む僅か5人のパーティーのみで魔王領に遠征し、来たる聖魔大戦に向けて集結しつつあった魔王軍を壊滅させた。

 聖戦の山場となる聖魔大戦は、人類領域に侵攻してきた魔王主力軍を人類側の結集戦力で迎え撃つ総力戦となるのが慣例である。

 しかしながら神級に到達している史上最強の聖勇者レイヤは、単独パーティーで魔王領に突入し、聖魔大戦の準備中であった魔王軍に先制攻撃を敢行した。

 現地には大魔王2人と魔王4人が集まっていたとのことだが、聖勇者レイヤのパーティーは単独でその全てを討伐した。

 さらに集結していた魔族およそ5000人の大半をも討ち取ったことにより、魔王軍は壊滅し魔王城方面へ敗走した。


 残存の魔王軍は残る大魔王や魔王とともに魔王城の防衛に専念する模様だ。

 この結果、今回の聖魔大戦は開始前に決着が付くこととなり、魔王軍の人類領域への侵攻は未然に防がれた。

 またこれにより聖勇者レイヤは、人類側の兵士に人的被害が皆無のまま聖魔大戦に勝利するという、3000年以上にも及ぶ聖戦の歴史の中で初の快挙を成し遂げた。

 今回の聖戦は聖勇者レイヤが魔王領に敗走した魔王軍と残りの魔王を討伐した時点で人類側の勝利となるが、その達成は確実なものと見込まれている。

 さらには人類の悲願である千年魔王の打倒へと期待は高まっている。


 聖勇者レイヤは魔王軍を壊滅させた後、魔王城への侵攻を前に一旦ソウマの街まで帰還し、英気を養っている。

 ただ魔王領から帰還する道中にて未知のダンジョンを発見したとのことで、魔王城への侵攻の前にそのダンジョンを攻略してさらなるレベリングを目指す予定だという。

 そのダンジョンはカムロ大迷宮をも上回る超高難度ダンジョンであり、、、




ーーーーー




■カムナ3019年 3月30日 月曜

◎ハルト


「カイト、何を!?」


 ユウナが如何の声を上げる中、理解の追いついていない頭で状況を確認する。

 受けたダメージはわずか。

 そしてこちらへ向けて聖杖を向けつつ、焦りと安堵の表情を浮かべるカイトの姿。

 どうやらカイトの低級風魔法で吹き飛ばされたようだ。

 となると、、、


「トラップか?」


 俺の思考を先回りして、経験豊富なレンが予測を口にする。


「雷撃系の封印術式、それも致死性のです。今のは危なかった。踏んでいたら命はなかったですね」


 そう言ってカイトが指し示す先の床の石畳をよくよく観察すると、確かに石材の一つがかすかに術式を帯びている。

 周囲より僅かに高くなっていて、踏んで押し込んでしまうと発動する種類のトラップなのだろう。

 注意して見ていれば気づくことが出来たはずだ。

 奥の扉に気を取られて気が緩んでしまったのだが、ダンジョン攻略に焦るあまり、パーティー全員を死なせてしまう寸前だったのだ。

 自分がユウナを殺しかけたのかと思うと、全身に震えが走り、心臓を握りつぶされるような悪寒を覚える。


 だがしかし、犯してしまった失敗を取り消すことはできない。

 俺がなすべきことは二度と同じ間違いをしないよう心に刻み込むこと。

 犯した過ちに気を取られていては、新たな過失を招くだけだ。

 俺は立ち上がると、両手で自分の頬を強く打つ。

 鋭い痛み、そして静寂な部屋に響き渡る乾いた衝撃音とともに、俺は気持ちを切り替える。


「すみませんでした。もう油断はしません」


 俺はそれだけ口にする。

 余計な言葉はいらない。


 カイトとレンはただ無言で頷く。

 俺のせいで死にかけたのに、言いたいこともあるだろうに、ただ俺の決意を汲んで力強く後押しをしてくれる。

 そんな仲間たちに、伝えたい言葉が溢れそうになるが、涙がこぼれそうになるが、それを何とか押しとどめると、周囲を確認する。

 敵の姿が見えないとはいえ、気をそらしていい場所ではないのだ。

 異常がないことを確かめ、レンに合図を送ると、再び奥の扉へと再び歩を進める。


 それは入り口の扉よりは小さい扉。

 しかし、近づくにつれ明らかに異質なマナを感じる。

 魔物のものでも人のものでもない、今まで感じたことのないような、、、


 とそのとき、突如として何かが扉の前に落ちてくる。

 それが地面に落ちきる前に、研ぎ澄まされた視覚がその正体を認識した。


 スライム。


 このダンジョンで一度も目にしたことのない最低級の魔物。

 しかしダンジョンマスターの部屋に現れた以上、甘く見ることなどあり得ない。

 思考を巡らせたのは刹那。

 動く隙は与えない。

 何かする余地は残さない。

 未だ落下中のスライムに最速の剣撃を叩き込む。

 マナを込めてすらいない、ステータスに任せた単なる物理攻撃。

 だがそれはスライムに対するにはあまりにも過剰な一撃。

 聖剣リンネの軌跡が消えるころにはスライムは塵と消え、残された小さな魔石がそのまま自由落下して、床に跳ね返りカランと音を立てて転がる。


「どうやらただのスライムのようですね。魔石にも変わったところはありません」


 識別魔法を使ったのか、カイトがそう口にする。


「ダンジョンマスターの部屋で通常リポップが起きるなんて聞いたことありませんし、スライムがダンジョンマスターのわけもありません。そうなると、ダンジョンマスターがいるのはこの部屋ではなく、、、」


「あっちの部屋ってことか?」


 カイトの言葉を引き継いだレンは、大盾をしっかりと構えなおし、再び緊張感をみなぎらせる。


「ええ、先ほどから得体の知れないマナを感じます。魔族やどの種類の獣人のものとも違う、この世界で上位20人に入る知識量を持つと言われている私ですら、こんなマナは感じたことがありません」


 俺よりも多くの種族と対峙してきたカイトが言うのだから本当に珍しいのだろう。

 ちなみにカイトはいちいち自慢をしているようだがそうではない。

 『どこどこであれこれが何人に入る私』まで含めてがカイトの一人称なのである。

 黙って聞き流すのがカイトの正しい扱い方なのだ。


 しかし先ほどから俺が感じているのは異質ながらも決して脅威やおぞましさを抱かされるような気配ではない。

 強大さや威圧感は感じるものの、どちらかというと畏れや神々しさといった種類の印象を受ける。

 そのマナの持ち主がダンジョンマスターであるというカイトの予測はごく自然なものなのだが、奥の部屋に存在するものはその程度ではないという予感がする。


 この伝説のダンジョンは何かがおかしい。

 例えばさっきのスライムだって、たまたま存在していたはずがない。

 ダンジョンマスターの部屋に無関係の魔物がいるなど、常識では考えられない異常事態なのだ。

 何か途轍もなく恐ろしい真実が秘められているような気がする。

 とはいえあれこれ悩む暇があるのなら、さっさと部屋の中を確かめればいいだけのこと。


 俺たちは目線を送りあって無言で気を引き締め直すと、新たな扉に手をかける。

 最大限に警戒しながら次の部屋に進もうとした俺たちだったが、


「ぐっ!!!」


 扉を開いた瞬間、何か得体の知れないマナの奔流が溢れ出してくる。

 いやその程度のものではない、まるで運命が、世界そのものが揺さぶられるかのようだ。

 圧倒的なマナの濁流に飲み込まれて、足元の感覚すら消え失せてしまう。

 周りが見えない!

 いやそんな余裕すらない。

 吹き飛ばされそうになる。

 もはや天地の向きすらわからず、地に足が着いている感覚も無い。

 まるで外界から隔離されたかのように、仲間たちの気配も感じられなくなった。

 この状態で攻撃を受ければひとたまりもないと分かっていながらも、何もできないまま、マナの嵐がおさまるまで耐えるしかない。

 だが世界を揺さぶるような暴風は静まる気配も無く、扉を閉めて逃げ出したくなる衝動にかられる。


 いや、だめだ。

 こんなところで退くわけにはいかない。

 俺たちは前に進むんだ。


 これが何かの障壁なら、勇者たる力を示して打ち破るのみ。

 いまだ暴れまわる世界のなか、心を鎮めて己の精神界に意識を集中し、マナを集めていくと、徐々に心が落ち着いてくる。

 特級、超級、聖級。

 魔法の発動に必要なマナが集まるにつれ、暴れまわる周囲のマナに耐えられるようになってきた。

 そして、それとともにすぐ近くに安らぎに満ちたマナを感じる。


 ユウナ!


 ユウナも俺と同じように魔法を発動しようとしていたようだ。

 ユウナに向けてマナを送ると、ユウナもマナを送り返してくる。

 マナを通じてお互いの存在を確かめ合うことにより、暴れ狂う世界の中でも自分の位置が感じられるようになってきた。

 ユウナと息を合わせながら、魔法を発動に向けて、集めたマナを精神界から物質界に顕現させようとして、、、


 キィリィィィーーンッ!!!


 その直前、何かが粉々に砕け散るような音が世界に響き渡る。


『※くぞ※た※※※がけ※※※よ※』


 その轟音の中、何か神々しい声がかすかに聞こえた気がする。

 どうやら魔法を放つまでもなく、この扉にかけられていた何かの障壁が打ち砕かれたようだ。

 やがて風が通り過ぎるような感覚とともに意識が現実に戻ってくる。

 レンとカイトの安全を確認したい気持ちを抑えこみ、とにかく危険が迫っていないか見極めるために扉の先に視線を送る。


 そこにダンジョンマスターの姿はない。

 扉の中、想像していたより狭かったその小部屋の中央には、古代の紋様が刻み込まれた、小さいながらも厳かな祭壇があった。

 その彫り込まれた古代の模様のような、あるいは文字のような、不思議な形の溝が青緑色の光を発しており、小部屋の中を薄明るく照らし出している。

 そしてあの異質で膨大なマナを発していたのは、その祭壇の上に置かれている何かの物体のようであった。


「なんだ、今のは!」

「ハルトっ!」


 背後でレンとカイトが声を上げる。

 どうやら俺とユウナが障壁を破ったことにより、レンとカイトも無事に立ち直れたようだ。


「わかりません、ですがこの異質なマナはダンジョンマスターではなくあの祭壇の上にある何かが発しているもののようです。もしかすると先ほどの謎の現象も」


 振り返って仲間に声をかけると、俺はその物体が何かを確認するため祭壇に向かう。

 そこにあったのは5本のポーションの小瓶。

 そう、どう見てもポーションなのだが、瓶の形状は部屋や祭壇と同じく古代の意匠で洗練されたものであり、中身の液体は金色に輝いている。

 青、緑、黄などの低級や通常のポーションはもちろんのこと、上級の赤ポーションや、希少品である特級の白ポーションでもない。

 今まで見たことのないポーションである。

 いや、正しくはポーションに似た何かだ。

 そもそもポーションがこのような圧倒的で神々しい膨大なマナを発している訳がない。

 俺が首を傾げている横で、カイトが謎のポーションに手をかざして識別魔法をかける。


「天恵のポーション!何ですかこれは!こんなもの、世界で上位20人に入る知識量を持つと言われている私も聞いたことがありません」


 テンケイのポーションだって?

 聞いたことのないアイテムだ。


「とはいえ識別魔法が通ったということは、カムナ教会が把握しているものであるということです。しかもカムナ教会の特級までの蔵書に目を通した量で上位10人に入る私が知らないということは、教会の上位者のみに隠匿された情報なのかもしれません」


「それでどんな効果のポーションなんだ?」


「それがわかりません。私の識別魔法でわかるのは名前だけで、他の情報は何も」


 詳細を問いかけるが、どうやらカイトの識別魔法を持ってしても正体がわからないようだ。

 わかるのはテンケイのポーションという名前だけ。


「テンケイのポーションと言いましたか?カイト?」


「ええ、天の恵みと書いて天恵です」


「そう、、、天の恵み、ですか、、、」


 ユウナがそのポーションの名前について、意味深な様子で問いかける。

 何か気になることでもあるのか、ユウナはその名前を聞いて何事かを思案している。


「ユウナ、何か心当たりでもあるの?」


「いえ、そういうわけではありませんが、名前は登録されているのに情報が秘匿されているのは気になりますね。とはいえこれではどうにも判断しかねます」


 確かにこの場ではこれ以上は調べようがないが、感じる気配に偽りはなく、何か途轍もないポーションであるようだ。

 とにもかくにも5本の天恵のポーションを恐る恐る手に取る。

 扉を開けたときのような現象を警戒して身構えていたが、触ってみても特に変化はない。

 懐の『魔法袋』にしまうと発していた強大なマナも感じなくなった。


 魔法袋というのはカムナ教会の奇跡の力によって生み出された魔法アイテムである。

 装備者のマナをわずかにだが消費し続けるかわりに、中身をある程度の衝撃から守ってくれるという効果がある。

 たいして容量は大きくはないのだが、ポーションや解毒剤など、戦闘に用いる小型アイテムの持ち運び用に重宝する。

 ちなみにそれ以外に持ち込んだ予備装備、食料、日用品などは、箱に入れてカイトの魔法獣が背負っている。

 ダンジョンで入手した大型アイテムや魔石なんかも一緒に、全部まとめて魔法獣に運ばせているのだ。


 そう、カイトの魔法で作り出された魔法獣。

 白、黒、茶の三色のふわふわとした毛で覆われた丸々とした体に、長くモフモフした耳と可愛らしくぴょこぴょこ揺れる尻尾が特徴的な愛らしい姿。

 それはどこからどうみてもウコそのもの。

 なのだが、デカい。

 上級デカい。

 なにせ、体長が6シャク(1.8m)ほどもある。

 普通のウコの10倍くらいの大きさで、大人を軽くなぎ倒せそうなくらいだ。

 大きな荷物を運ばせるのだから大きな魔法獣を作る必要があるのだが、愛玩動物のウコをそのまま大きくした形にしたのはウコ好きのカイトの趣味である。

 気持ちはわかるのだが、人よりも大きいウコはさすがに怖いと思う。


「となると、結局このポーションがこのダンジョンのクリアアイテムってことなのか?」


 俺が魔法袋に天恵のポーションを仕舞うのを眺めながら、レンが疑問を口にする。

 限られた一部のダンジョンには、クリアアイテムと呼ばれるものが存在することがあるのだ。

 多くの冒険者が訪れるような通常のダンジョンであれば、ダンジョンの最強の魔物であるダンジョンマスターの魔石が最大の収穫となる。

 またダンジョンマスターによっては、魔石以外に珍しいアイテム、角や牙、魔物が体内にため込んだ鉱石などを入手できることもある。

 そしてさらに希少なものがクリアアイテムであり、未攻略のダンジョンや、最後に攻略されてから長い年月を経たダンジョンでごく稀に発見できることがある。

 未だかつて先々代の聖勇者レイヤしかクリアしたものがいないとされているこのダンジョンは、クリアアイテムが存在する可能性が非常に高かった。


「そうなのでしょう。きっと聖勇者レイヤ様もこの天恵のポーションを手にして千年魔王に挑んだのだと思いますわ」


 そのレンの問いかけにユウナが肯定を返す。

 このダンジョンをクリアした先々代の聖勇者がこの天恵のポーションを入手した可能性は高い。

 それはすなわち俺より遥かに強かった聖勇者レイヤがこの天恵のポーションを使っても、千年魔王には敵わなかったということでもある。

 やはり俺たちの進む道は限りなく険しい。

 とにもかくにも、これがこのダンジョンのクリアアイテムだとすると、


「ってことは、俺らはこの伝説のダンジョンを攻略したってわけだ」


 そうなる。

 なってしまう。


 レンが言うように、伝説のダンジョンにダンジョンマスターがいないというまさかのオチで、俺たちは伝説のダンジョンを攻略してしまったようである。

 攻略できたからいいんじゃないかと思うかもしれないが決してそうではない。

 俺たちがこの伝説のダンジョンに挑んだ理由は、他にはいないような強い魔物を倒して多くのハクを入手し、自らを強化するためである。

 確かにここまでの道中に出てきた魔物は他のダンジョンと比べて遥かにレベルが高く、それだけで通常のダンジョンでは考えられないような量のハクを得ている。

 次に降魄の法を行ったときには聖級に到達できる程に。

 さらには強敵に対して何度も聖級魔法を放って修練度を上げたことにより、神級魔法を覚えることもできた。

 しかしながら俺たちが目指しているのはもっと先なのだ。

 途轍もなく高レベルなダンジョンマスターを死力を尽くして倒すことによって得られる膨大なハクが、俺が聖勇者に選ばれるための逆転への望みの綱だったのだ。


「なんか拍子抜けだなー。俺は伝説のダンジョンのダンジョンマスターと戦ってみたかったけどなぁ」


 俺の心を代弁するかのように、レンが呟く。

 あれっ、何だか嫌な予感がする、、、

 そのレンの言葉が消え入るかの刹那。


 グォーーーーッ!!!


 凄まじい咆哮の音圧に鼓膜が悲鳴を上げる。

 膨大で凶悪なマナが押し寄せ、体が押しつぶされるような錯覚を覚える。

 慌てて外の大部屋に飛び出した俺たちが見上げた先に目にしたのは。


「エンシェントドラゴンっ!!」


 カイトが悲鳴に近い声を上げる。


 中空で羽ばたく巨大な姿。

 禍々しさを宿して青く光る瞳と、牙の間から漏れ光る灼熱の炎に照らし出された口元。

 青と赤の光に彩られた頭部とは対照的に、世界の光を吸い込む漆黒の闇のように、火山の煙の薄明かりを背にして浮かび上がる胴体の陰。


 『途轍もなく高レベルなダンジョンマスター』などという生易しい存在ではない。

 大魔王をすら凌ぐといわれる生ける災厄。

 それがこの伝説のダンジョンのダンジョンマスター。


 俺たちは絶望的な戦いに、突如として放り込まれたのだ。


 前フリはここまで。

 どうでもいいハルトの恋物語は放置して、次回からはデカカワなペットのウコと心優しい老ドラゴンのハートフルドラマをお送りすることにいたします。

 そして伝説のダンジョンの裏ボス、スライムに隠された真実とは?

 あっさり一撃で退場したけど、実は凄いんだよね?

 本当は重要キャラに違いない!、はず、、、


 次回 第4話 『ダンジョンマスター』


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