用語説明
【第二世界】
幻想郷とは裏にあると言われている、全くの別世界。
其処には幻想郷に住む人々と全く同じ形容の存在( ドッペルゲンガー)があるが、立場は全く異なっている。
また、ドッペルゲンガーに出会ったとしても時空のほつれは起きない為、死ぬことは無い(時空変調)
主にフィロソフィア都市開発機構が牛耳っている。幻想郷とは違い、科学が発達している。
【クロノスドライヴ】
時間変調(時空間異動)の際に対象が別次元へ順応する為に授けられる、未知の力。
主に対象に備わる形で保存され、永久に力を失うことも無い(変調次元の差異で消える事はある)
発動は自身の感情で操作可能。発動すると自身の周りに幾つものデータ上のウィンドウが現れ、感情でウィンドウ内を操作できる。
感情をインターフェースとして、出力を実現させるという一種の機械そのもの。
また、内部には「クロノスレベル」が存在し、出力する攻撃の威力によってレベルが異なっている。
弱い攻撃ほどレベルは小さく、強い攻撃ほどレベルは大きい。また、レベルが大きい程、1回使用した後の充電期間が長くなる。最大12時間程度。
また、別意義として「デバイスドライヴ」が存在する。
【フィロソフィア都市開発機構株式会社】
都市アーゼムを根城に置く、第二世界を牛耳る巨大企業。
次元開発課、科学課、兵器課、治安課、都市開発課、次元兵課、総務課の7つの統轄課に分かれており、世界を基本的に管轄、管理しているコングロマリット企業。
主に時空変調、時空流調の研究(次元開発課)、電子工学・兵器工学の研究(科学課、兵器課)、治安保護(治安課、次元兵課)、都市開発(都市開発課)、諜報、調査、潜入、誘拐、暗殺や要人護衛、他の統轄課の補助(総務課)と多数面に渡った規模と言える。
その規模の為、世界を牛耳るために「治安保護」との名目で立てられたフィロソフィア次元兵と言う私兵を用いた私刑制度が存在する。
また、私兵は同企業で開発された最新鋭の兵器を用いる為、幾つもの国を侵略することも難儀では無い。
【フィロソフィア次元兵】
classC、B、A、Sと4段階で分けられている、フィロソフィア都市開発機構で取り入れられている私兵制度。
classCは一般兵程度、classBはベテラン兵程度、classAは指揮官と編成ごとに基準が分けられており、給料も差が出てくる。classSは超人と言う特例科目であるが、滅多に人は置かれない。
次元兵は一応、フィロソフィア都市開発機構の社員名義で登録される。
【アーゼム】(第二世界)
沢山のインフラ整備が整った、フィロソフィア都市開発機構の企業城下町。
電車や車等、多くの交通整備や潤沢な資金源も経済の豊かさも全てフィロソフィア都市開発機構に寄るものである。その為、アーゼムの公務員よりもフィロソフィア都市開発機構の社員の方が権力が強い。
今、隣国ユミールと緊迫した状況を繰り広げている。
【ユミール】(第二世界)
アーゼムとは違い、静寂に包まれた田舎町。
自治都市であり、フィロソフィア都市開発機構の干渉を受けずにいたが、フィロソフィア側が反発。
遂に両極は冷戦状態となり、固唾を飲む空気が広がっている。