番外編 本物子竜はお父さんと一緒
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番外編の電波まいりました。
僕、ユールリードなの
まだ、ちっちゃいの
「ユール、お父さんと出掛けようか?」
お父さんがエプロンかけていったの。
「キュ?」
どこにいくのお父さん?
「国王陛下がお前を見せろとうるさくてな。」
お父さんが嫌そうに言ったの。
お父さんの育児袋には竜果草がいっぱいはいってたの。
「キューキュー♪」
お出かけ嬉しいの♪
里の外に出るのはじめてなの♪
お外は広いの大きいの♪
お山みたいなおっきいおうちに来たの。
「今日は竜体で良いと許可をもらった。」
お父さんがおうちの前にいたちっちゃい生き物に言ったの。
僕よりは数倍大きいけど、お父さんの数百倍小さいの。
「はい、うかがっております、どうぞ。」
ちっちゃい生き物が扉を開けたの。
「子竜ちゃんがそのなかにいるんですか?」
ちっちゃい生き物が言ったの。
「ああ、家の子だ。」
お父さんがニコニコ育児袋からだしたの。
竜果草食べながらお外みたの
「可愛い、なんですかそれ、なんでそんなに可愛いんですかー地竜の子なのに!」
ちっちゃい生き物がいったの。
地竜のお友達可愛いよ。
たしかに僕の数倍大きいけど。
「キュ?」
僕は首をかしげたの。
「可愛いー触りたい抱きたい…仕事中じゃなければ竜体にもどって…。」
ちっちゃい生き物がくねくねしたの。
なんでなの?
「ユールは時竜が強いんだ、小さくて当然だろう?しかも結愛とオレの子だぞ。」
お父さんが言ったの。
「くっ、地竜王様はともかく、結愛さんが可愛いのは否定できない。」
ちっちゃい生き物が言ったの。
「まあ、結愛が可愛いのは否定しないが、えらいいわれようだな。」
お父さんが苦笑したの。
お父さんもお母さんも可愛いの。
「では通るぞ。」
お父さんが言ったの。
僕は育児袋にまた入れられたの。
おうちの中はどうくつみたいなの。
「クロルリード、久しいな…竜体か?」
誰か来たの。
「ファエーヌか報告か?陛下の許可は貰っている。」
お父さんが言ったの。
「そうか、古ハタヤ王国の件について陛下に報告に参ったのだが…その動いてる育児袋は子竜入りか?」
その誰かが言ったの。
「ああ、オレと結愛の子だ、陛下が会いたいとおっしゃってな。」
お父さんがそう言いながらまた育児袋から僕を出したの。
深緑色の綺麗なちっちゃい生き物がいたの。
僕は思わず竜果草を食べながら見つめちゃったの。
「…クロルリード…その子竜の名は?」
深緑色の綺麗なちっちゃい生き物が言ったの。
「ユールリードだが…なんだ?」
お父さんが言ったの。
「ユールリード何て良い名だ。」
深緑色の綺麗なちっちゃい生き物が言ったの。
「可愛いだろう。」
お父さんが言ったの。
「クロルリード…ソナタは今日から私の義父だ…お父さまと呼ばしてもらおう。」
深緑色の綺麗なちっちゃい生き物が微笑んだの。
「ファエーヌ?何を言ってるんだ?」
お父さんが言ったの。
「ユールリードは我が伴侶だ、よってソナタは私の義父だ。」
深緑色の綺麗なちっちゃい生き物が言ったの。
「キュ?」
そうなの?
「まて、ユールはまだ、雛竜だぞ、縁談など何百年先だと思ってるんだ。」
お父さんが言ったの。
「何百年でもまつわ!やっと出会った我が伴侶だ。」
深緑色の綺麗なちっちゃい生き物が言ったの。
「…本能はわかるが…親としてはまだ受け入れられん、ユールがせめて少年竜になってからにしてくれ…ユールがやがったら全力で阻止するが。」
お父さんが僕を育児袋にいれたの。
一生懸命 育児袋から顔だして深緑色の綺麗なちっちゃい生き物をみたの。
何か…あの生き物と離れがたいの…。
「キューキューキュー。」
お父さん、もう少しあの生き物見たいの。
「ユール、行くぞ。」
お父さんが言ったの。
「キューキューキューキュー。」
お父さん、あの生き物といたいのー。
「あら、もう婚約者もちなの?可愛い子は違うわね。」
優しそうなおばちゃんが言ったの。
育児袋のお外で竜果草食べながらもあの生き物の事かんがえてたの。
「まったく、ユールはまだ雛竜なのに…何考えてるんだ。」
お父さんが言ったの。
「あらあら、人の事いえるかしら?結愛さんもかなり年下でしょう?」
おばちゃんがいったの。
「そうだが…。」
お父さんが言ったの。
「キュ?」
そうなの?
「あら、小首をかしげて可愛いわね、お父さんとお母さんのいいとこどりよね。」
おばちゃんが髪をなでてくれたの。
気持ちいいけど何かさびしいの。
あの綺麗なちっちゃい生き物の所行きたいの…。
お父さんとお母さんと子守り竜のお兄ちゃんお姉ちゃんがいればいいと思ってたのに。
何か…さびしいの…。
竜果草がおいしくないの…。
「あら…成長したのね?」
おばちゃんが言ったの。
「おとーしゃん、みどりにょ。」
に会いたいの。
「く、ファエーヌ、おぼえてろ!ユール、当分、幼児竜でいろ、無理な成長は身体に悪いからな。」
お父さんがそう言って育児袋に僕をいれたの。
来た時より狭いの…お顔が出るの。
「また、きなさいね。」
おばちゃんが言ったの。
僕はバイバイしたの。
僕、おばちゃんより深緑色の綺麗なちっちゃい生き物に会いたいの。
どうしてなの?よくわかんないの。
でも会いたいの…。
読んでいただきありがとうございます。




