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子竜は行動する2

セファムなんか嫌いだ!

なんで居るのさ…。


「ああ、もう、フロリ家なんてどうでもいい。」

セファムが私を抱き上げた。


落ちたところは皇宮の一角のようだ。


後宮じゃないらしい。


「…どういうことなの?」

セファムの目をみた。


竜体だったのに人化してる。

だから…おちたのかな?


「お父さまは、再起不能だろうね。」

セファムが妖しく笑った。


「なにをしたの?」

私は恐る恐る聞いた。


「まあ、少し…精神攻撃をしただけだよ…。」

セファムが言った。

「…後は継がないとか、お家に帰りませんとかいったの?親不孝だよ?いけないの。」

うちの最強のお父さんも強引な所があるけど大事なお父さんなの。


「…そんな甘いもんじゃないよ…結愛はかわいいね。」

セファムはそういって私の頬に口づけた。


そんなあまいもんじゃないってなんなの?


「お母様はおびえてるから大丈夫だし、僕たちの結婚に支障はないよ。」

セファムが笑った。


ええ?お母さんまで怯えるって何言ったの?

縁切りするとか、老後みないみたいな事いったの?


「お母さん怯えさせちゃだめなの、産んでくれた大事な人なの。」

うん、人間も竜も卵…赤ちゃん産むの大変だもんね。


「うん、大事にしてるよ…結愛はどんなお母様になるんだろうね。」

セファムがそう言って首に口づけした。


そうだ…竜体とればなんとか…どうしていつもとれないんだろう?


「僕はね…レイリィンシア学識国の至宝学術都市ドロンで天才魔法使いといわれた男なんだ…結愛の竜体くらい無詠唱で封じられる…道は通ってるしね。」

セファムが笑った。


明正和次元の最高学府『明正和学園』で天才魔法使いって言われたって言うレベルかな。


「今夜はもう離さない…僕のものにするから…結婚式は…好きなようにしていいよ。」

セファムがそういって魔法で転移した。


あきらかに皇宮の豪華なベッドの上で私は服をセファムにはぎとられていく。


「いやなの、やめてなの。」

抵抗してるのに…。

「結愛傷つくよ。」

笑いながらセファムが服を破る。


いや、誰か…。


「さあ…知らない世界にいこうか?」

セファムが最後の下着に手をかけた。


何か…なんとか…。


私は力を振り絞った。

空間術でセファムを被った。


「おや、封じわすれてたよ。」

セファムが笑って空間術を破った。


もう、だめなの!?


つぎの瞬間、セファムが私の上から消えた。


「結愛、間にあったか!」

クロお兄ちゃんの声がする。


人化した、クロお兄ちゃんが…セファムを投げ飛ばしてる。


「この、くそ竜!よくも邪魔を!」

セファムが床で身体をおこして瞳をランランと輝かせていった。


「結愛はオレの伴侶だ。」

そう言いながらクロお兄ちゃんが上着で私をくるんだ。


「結愛は僕の花嫁だよ…さあ、決着をつけようか、地竜王?」

セファムが立ち上がった。


「そうだな、結愛は絶対に渡さない。」

クロお兄ちゃんが言った。


二人は臨戦態勢をとった。


どうしよう…うれしい。

クロお兄ちゃんに会えてうれしい。

愛しい気持ちがとまらない。

クロお兄ちゃん!

私も行動する!

セファムを撃退するんだ。

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