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プロローグ

今回は、城東(じょうとう) 拓巳(たくみ)視点です!!

「はあ~~~~やっちまった」


俺の名前は城東(じょうとう)拓巳(たくみ)

ただいま、ケンカ真っ最中です♡


「おら!!城東!!殺してやるよ!!!」

「待て!!俺がやるんだ!!」

「おいおい!!俺が!!!」


ついでに、囲まれています♡

はあ、カツアゲされている子を助けただけでこんなことになるとは・・・

時は、ほんの1時間前にさかのぼる


―――1時間前


はあ、今月どうしよう・・・

俺は町を歩きながらそんなことを考えていた

なぜ、今月どうしようなのか・・・なぜなら、ちょっと前に気に入っているバンドのCDが出て金を使い果たしてしまった

おかげで、まだ半分も日にちが残っているのに、100円で生き残らないといけない


「やっちまった・・・」


ポケットにチェーンでつながれている財布は、無駄にでかく、そして軽い

親父からまた、仕送りをしてもらうことも可能だけど、それじゃあなんかいやだからそれは最終手段

他の道を探さないとな・・・

そう思いながら駅に向かった


【駅】


・・・どうやって帰ればいいんだろう

切符売り場についてから気が付いた

金がないため、切符を変えないことに!!


「チクショウ!!」


人が大勢いるのに、叫んでしまった

みんな俺のことを見ている


「す、すみません」


平謝りしながらその場所を離れる

恥ずかしい・・・顔を隠しながらトイレに駆け込んだら・・・

・・・タイミングが悪かった


「おいおい、ここは立ち入り禁止だぜ?」


一目でわかるほどの不良がいる

数は5人ほどだ。しかし、全員バッドなどを持っている

中にはナイフを持っている奴もいる

・・・まあ、ここらじゃ普通だな

俺の通っている男子校は、基本的には不良・・・いや、俺以外全員が小学校のころに犯罪の何かをやっているちょっと特殊な学校だ

ついでに、俺がこの学校を通っている理由はケンカのやりすぎで強制的に通わされている

個人的には、近くの高校に行きたかった


「おい!!無視してんじゃねえよ!!」


――ブン!!


威嚇程度に振り回している

はあ、ここはおとなしく言うことを聞いて逃げるか

そう思った時だった


「た・・す・・けて・・・」

「しゃべんな!!」


――――ゴス!!


奥の方で何かが聞こえた

小さいが「助けて」と・・・

・・・はあ、仕方ねえな


「おい!!てめえもこいつ見てえになりてえのか!?」


不良の一人がトイレの個室から誰かを連れてくる

そいちは、助けてと言ったやつではない。なぜなら、助けてって言ったのは子供みたいだったけど、引きずられているのは警官

あおい服を着た警官だ。しかし、もっているはずの拳銃や手錠はない

いや、よくよく見ると、その警官の手の方に手錠がかかっている

・・・こいつら・・・


「ほら!!わかったら、さっさと・・・」

「うっせぇ」

「ああ?」

「うっせぇって言ってんだよ!!」


―――ドッガ!!


「ふっぐ!!」


右手で思いっきり殴りつけた

殴られた不良はそのまま吹っ飛び・・・気絶した


「てめえ!!」

「邪魔だ!!」


1人、また1人とリズムよく殴ってたり蹴ったりして倒していく

そして、残るは・・・1人リーダーみたいなやつが残った


「てめえ、何者だ?」

「だれでもいいだろ?」


俺はそう言いながら距離をつめた

相手は拳銃を持っている可能性がある。いや、確実にもっているはずだ。なら・・・


「これで死ね!!」


どこからか、拳銃を引き抜き、俺へと向ける

だけど、俺はその対処の仕方を知っている


「おらよ!!」


―――ゴッ!!


「あ・・・が」


俺の鉄拳が相手の腹にめりこんだ

相手は目を見開いて、倒れていく

・・・拳銃の対処の仕方は簡単だ、撃たなかったらただの鉄の塊。撃たれる前に倒す・・・それが俺の常識だ


「う・・・だれ・・?」


一番奥のトイレの個室の少年がいた

目隠しをされている

どうやら、カツアゲにあっていたみたいだ

顔はちょっと膨れ上がっている

・・たく、こいつら子供までやるのかよ

多分こいつらはうちの学校のやつらだ

警察が全く怖くないところがある意味うちの学校の特色だからな

はあ、全員一回は倒したと思ったんだけどな


「大丈夫か?もう、安心しろ」


そう言いながら、目隠しをとる

俺の目をじっと見つめている

自分がどういう状況になったか、まだわかっていないんだろう


「う・・・うああああん!!!!!」


泣き出した!!

しまった!!子供が泣くのは苦手なんだよ!!


「ほらほら、大丈夫、大丈夫」


背中を叩きながら慰める

ああもう!!どうしよう!!

警官は伸びているし、不良どもも伸びている

この状況で、警官が来たらまた、誤解され・・・


「いたぞ!!あいつだ!!」


うそだーーーーー!!!

警官!?

そう思いながら振り返った

そこには・・・


「てめえが、俺の仲間をやったんだな?」


うわーーーーい。不良のお仲間さんが増えたよ


「いえいえ、わたくしではありません」

「ウソつけ!!!」


――――ビリビリビリ!!


・・・?

今、なんかおかしな音聞こえなかったか?

スタンガンのような・・・


「おら!!」

「うわ!!」


間一髪、突き出してくるものを避ける

そして、突き出してきた物は・・・スタンガン!!

しかも、多分出力を最大にしている!!

あんなもんくらったさすがにやばい!!

ここは・・・


「逃げるに限る!!」


俺は少年を抱いて逃げた!

幸いのも、出入り口までは簡単に行けて、1人だけ蹴り飛ばすだけでトイレから逃げ出すことができた

だが!!!


「いたぞ!!あいつだ!!」

「ああ、メールに書いてあった通りの服でガキを連れている!!」


連絡網、早!!!

トイレから出て、子供を抱きながら公園に逃げ込む


【公園】


「はあはあ・・・ここまでくればいいだろ」

「お兄ちゃん?大丈夫?」


目に涙をためながら、俺に聞いてくる


「お兄ちゃんじゃない、拓巳だ」

「たくみ?」

「そう、俺のことは拓巳って言え」

「うん!!」


元気のいい声で返してくる

・・・そう言えば・・・


「お前、名前は?」

「僕の名前は木場(こば)俊(しゅん)!!」

「・・・え?」


こ・・・木場!?

俺の学校で弟がいるってやつを知っている

そいつの名前は木場 虎太郎(こたろう)

俺の次にケンカが強いやつだ

男子校ではそいつが、仕切っているが・・・

なるほどな・・・虎太郎を連れ出すためにこの子を誘拐したのか


「じゃあ、俊。家どこかわかるか?」

「自分の家?」

「そうだ」

「えっと・・・男子校の近くなんだけど・・・」

「そうか」


男子校の近くってことは、ここから4駅ほどの場所

遠いんだよ!!!

そう、心の中で叫んだ

はあ、叫んでも仕方ねえ。連れて行ってやるか。こいつの兄貴に俺は目つけられているけど

考えている時だった


「さて・・・ここがてめえらの墓場でいいか?」


・・・・やっぱりか・・・囲まれている

数は・・・12,3人。少ないな


「一応、遺言ぐれえは聞いてやるよ」

「そうか・・・なら・・・」


――――すうう


俺は大きく息を吸った

そして、言った


「虎太郎!!!俊はここだーーーーー!!!!」


・・・で、駆けつけた虎太郎たちが、俺が誘拐したと勘違いして・・・

今に至る


「俊を返せ!!」

「返したいけど!!俊が離れないんだよ!!」


がっちりと俺の服を掴んでいて俺1人じゃ引き離せない

虎太郎が誤解ってことをわかってくれたらいいんだけど

今、頭に血が上っているみたいだから何言っても聞いてくれねえ

むしろ、本当に誘拐したやつと仲間になって一緒に囲んでいるし


「くそ、なんでこうなっただよ」


自分の不甲斐なさに涙が出る

・・・泣いていてもしょうがないな

やるしかない・・・俊を抱きながら!!


「うおおおおおお!!!!!」


この小説でよくわからない表現などがあったら、気軽に感想の部分に書いてください。できるだけ早く返事します

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