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スキル『万能物質』で成り上がる  作者: ゴラリ


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6/8

訓練の日々


 

 修正がありました 性質設定➡物質設定

 物質設定の画面にも変更がありました



 ――――――――――


 訓練場の中央で、カリムさんは木剣を構えていた 

  

「好きにかかってこい」 

「はい」


 そして、俺は木剣を振りかざし、……



 

 




 



 


 本格的な訓練が始まった

 朝早くに起きて、リュックサックに万能物質を詰める


 カリムさんの監督のもと、

 まずはランニングで体力づくり

 

 そのまま膝をガタつかせながら食堂へ向かい、

 朝食を食べる


 そして、剣術と槍術の基礎修行

 型を繰り返す

 終盤には疲れ切り、剣と槍を振り回してるだけだ

 

 その間も、常に魔力操作は止めない

 乱れれば叱責が来る

 

 カリムさんの大声で耳も負傷しながら

 昼食を食べる


 午後からは修道士かエルモス神父による知識学習


 初日にドン引きされた常識のなさを取り戻す


 カリムさんとは桁違いに優しい、平穏な時間だ


 夕食を食べて、ユニークスキルの訓練だ


 3分の2ほどまで減った魔力をほとんど使い切る


 後は自由時間だが、疲れ切り泥のように眠る


 この体は、残念なことに一晩寝たら全快だ


 また同じ訓練を繰り返す……




 1週間が経った


「好きにかかってこい」

「はい」


 修行の成果を見るといって、

 突然、模擬戦を提案された


 カリムのやろ……カリムさんは、木剣一本、鎧はなしで

 反撃せず受けるだけ

 

 こっちは、ユニークスキル含め何でもあり


 勝つことはできないだろう、

 だが、傷くらいはつけてやりたい


 俺はいくつかの生成物を用意していた


 まずは、木剣を持つ右手を固定する物質


 訓練の度にスッポ抜けるせいで何度もキレられた

 武器を失えば致命的だ


 鼓膜のためにも、これは必須だ


 そして投げ物

 硬度と強度を上げた、ただの石のようなものだ


 針をつけたり、クナイを作ったりしたいが、

 突然言われたので用意できていない


 だが、一つだけ針を生成し、左手に仕込んだ


 ……何でもありって言ってたからな、

 反則ではないだろう


 用意できたのはこれだけ

 

 

 生成物を確認し、意識を集中する

 そして、俺は木剣を振りかざし…

 

 左手で白石を投げ、

 同時に木剣を振り抜く


「バッティングスマッーシュ!!」

「む?」


 打った白石は運良く正確に顔にとんで行く


 パシ


 取られた。だが、もう間合いに入ったぜ!

 木剣を横薙ぎに振るう


「おら!」


 カンッ


 剣で防がれる、だが、腕がガラ空きだ!

 右肘を狙い、針を突き出す


 パキンッ


 え?鉄の肌?


「……どうした、まだ体力は残ってるだろ」



 ……無理やん

 俺は絶望の中剣を振り回していた……






 腕が上がらなくなりへたり込む


「……ふむ、体力は多少増えたようだな」

 カリムさんは淡々と言う

 

「ユニークスキルはまだ弱い。だが、工夫は悪くなかった。剣の型もマシになった」


「…………どれも全くきいてませんでしたけど」


「あぁ、まだまだこれからってとこだな」


 《スキルレベルが上昇しました》


「あ……」

「ん?どうした」

「スキルレベル上がりました」


 ステータスを開く


 ユニークスキル

 《万能物質 Lv3》


 ……やっとだ、レベル2は早かったが

 レベル3には結構かかった



「そうか、やはり、最初からレベル2に近い状態だったんだな。だが、1週間でレベル3は早いな。一度の模擬戦でレベルアップとは」

「模擬戦だと上がりやすいんですか?」

「あぁ、実戦に近いほどな。……もう時間だ、ユニークスキルは後にしろ、昼飯食うぞ」

 








  




 夜、部屋に戻り、一息つく

 



 (物質設定)


 そう念じると、いつものディスプレイが出てくる


 


【性質】


 色  白

 硬度 0

 強度 0

 弾性 0

 密度  0

 耐久値 0

 電気伝導率  0

 熱伝導率   0

 魔力伝導率  0


【??】

 

 ??






 ……結構追加されたな

 性質の項目の、弾性から下が追加された


 ……まだまだ、万能というには程遠いが、かなり幅が増えたな 

  

 しかも、まだまだ追加されるものはありそうだ

 今後が楽しみだな


 早速、試していこう


 耐久値を増やしたものとそうでないものを生成して、床にしいた盾に叩きつけてみる

 


 ……予想通り、耐久値を上げたほうがより多い回数耐えられた


 実はこの物質、強い衝撃を何度か与えると消えるのだ。おそらく、この耐久値というのはその物質のHPのようなものだろう



 密度を上げると重くなり、かつ硬度や強度も上がる。

 一部の項目には相関関係があるらしい。


 耐久値などは、マイナスに設定すると魔力消費が減ることも分かった。


 

 気づけば、魔力は底に近い


 ベッドに腰を下ろし、天井を見る。

 

 次は、レベル4。

 きっと、また何かが増える。

 

 ――そのとき、何が作れるようになるのか。

 

 そんなことを考えながら、

 俺は静かに目を閉じた。

 

 そしてまた、訓練の日々が始まる


 


  

  

 


 

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