想い
きっかけは 躓いた私を支えてくれた たったそれだけのことなのに
気づいた時には 目で追うようになっていた
放課後のグラウンドで走り高跳び 何度も諦めずに挑戦し続ける あなたの後ろ姿
時間を忘れて ずっとずっと見つめていたよ
でもね きっと あなたに伝わることのない 小さな 小さな 恋心
そんな気持ちを 伝えることも出来ない 臆病な私
決して叶うことのない 想いを胸にしまい込む
あなたの隣りに立つのは きっと私の知らない誰か
理解はしているつもりでも 気持ちがついていかないの
拠り所のない心を ひとり抱えて 涙がそっと こぼれだす
それでも今日も あなたを見かけるたびに
秘めた想いが 溢れ出し 側にいて欲しいと ざわめく心
やさしい あなたの 横顔に そっと笑顔で・・・
少しでも、あなたの心に響けば幸いです。