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異世界を知るきっかけになる精神科病棟

バスケを始めるきっかけになった、出来事、それは、精神科病棟の入院と異世界にあった。

ここは精神科病院


碧カノンは、突如自分の身に起きる奇怪な現象に怯えていた。


彼女が通る街では、暗証番号を入力していないのに、AIが自動的に作動したり、AIが自動的に「世界の王、イザベル様」と話しかけてくることなど、ざらにあった。


また、ぞろ目の888という数字や、444という数字、が飛び込んできたり、それはまだ、甘いほうで、マスコミのニュースの報道で自分の名前と知人の親しい人、または家族の身内の名字や、精神科医の名前が使われることがしばしばあった。


そんなことは、日常でよくあることだよと、主治医に笑われたが、彼女は、怖くなり、また自分に似ている顔がそこらじゅうで、いろんなところで張られていたりするような錯覚が一番怖かったという。


彼女は、スピリチュアルと心理学をまなんでいたので、そういうことを調べたりもしていた。


カノンは自分が僧侶になったつもりで事実を一心に受け止め、すべての物事を意識的にとらえようと頑張った。


とくに彼女は頭がよかったので、神経症的な繊細な症状に悩まされることが多かった。


主治医に言われた。


「少し、休息入院、とってみますか?」


カノンは狼狽しながら言った。


「あの、あたしどうなるんですか?」


主治医は無言のまま腕時計を見詰め、


「少し待っていてください」


というと、女性と男性のナース数人が彼女のところに来て


イケメンのナースが


「病棟のほうへ案内します・・・」


というと、碧カノンは頬を赤らめ


「えっ、あっ、はい」


と言った。


碧カノンは患者の言っていたことを思い出した。


精神科病棟は異世界へ通じている。しかも混沌としたところをさまよう。


そなたが異世界を知りたかったら、この名刺を私から、そこの女性のところへ行くといい。


「異世界人類精神警察ロゼット支部 篠木エイト」


男性のハーフの看護師が、

「ああ、私の名前、篠木エイトと言います」


「えっ」


女性の看護師さんが


「どうしたんですか」


碧カノンは涙目になりながら


「なんでもありません」


と答えた。


もし困ったことがあったら、私になんでも言ってください。と篠木エイトは答えた。


「あっ、はい、わかりました」


碧カノンは心の中で想った。


「想いのほか、イケメンで可愛い。あたしこのみかも。もちろん、風流フォーレのことも忘れてないよ。フォーレ今何してるの?」


精神科病棟の隔離室で、篠木エイトは、カノンさん、風流さんは、任せてください。アナタと風流さんをぞんざいに扱ったりはしません。。。。風流さんと、その異世界へいくんですよね・・・」


碧カノンは答えた。

碧カノンの過去



「あの、何故、そのことを知っているのですか?」


篠木エイトは、だいじょうぶですよ。退院したのち、事情をゆっくりフォーレさんと交えてあなたに話すので、今は休むことに専念してください」


碧カノンは「はい」と言った。


その次に入ってきた女性の看護師に


「あの人の言っていること信じちゃだめよ。あの人には病院を辞めさせてもらいます」


私は事情が呑み込めて

「いや結構です。大丈夫ですから・・・・・」


看護婦は言った、

「あなたの為を持って言っているのよ・・・・」

人々の裏の思惑やサトラレや感情がかいまみられてしまう苦しさの精神的症状に悩まされる彼女。彼女は病院で癒されるのか。異世界へ行けるのか。彼女の過去とは。

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