表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

『或る狂いのエッセイ集』

『松屋の豚汁の、里芋狂い』

『松屋の豚汁の、里芋狂い』


   ・・・里芋の大きさで、その日の気分が変わってしまう狂い



松屋狂いとして、以前述べたこの狂いだが、今回は、松屋の豚汁の、里芋狂いについて述べたい。松屋には、牛めしを注文すると、セットで味噌汁が付いてくるが、それを豚汁に追加料金で変更出来るのである。この豚汁が、兎に角美味しいのである。



処が、一口に豚汁と言っても、その豚汁の温度や、中に入っている具材の量など、日によって様々である。そして、特に重要なのが、豚汁の中の里芋についてなのである。里芋は、円形を半分に切り分けられて、毎回、一豚汁につき、一つ入っているが、その大きさが、様々で、自分はその大きさに、一喜一憂するのだ。



勿論、多少大きめの里芋だった日は、テンションが上がる。それだけで、日常が狂いだしてしまうのである。里芋がどうしたと言うのだ、しかし、自分にとって、その食加減は、その日の気分を決定付けてしまうのだ。そして、今まで一度だけ、里芋が入っていなかった日があったが、その日の気分は、想像にお任せする。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 投稿お疲れ様です 私が"豚汁"なるものを知ったのは中学の修学旅行です 見た目味はまんま"沖縄の食堂で出て来る味噌汁……但しジャカイモでは無く里芋だし白味噌" 量が少なく塩味がキツく妙に甘か…
[一言] この作品がきっかけでアイデアが降りてきました。 ありがとうございます。
[一言] これ、すごい共感できます。 ボクは吉野家派なのですが、松屋も好きです。 子供がいるとなかなかいけませんがこれ読んで松屋に行って豚汁を付けたくなりました。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ