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こんなにかわいい女子高生なのに、どうして魔王って呼ばれるの?  作者: 牛一/冬星明
第2章『ロマンスと言えば、迷宮ね!』
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プロローグ

彷徨う女は天に手を上げた。


その美しい容姿はまるで作られた人形のように整い、長く黒い髪は生きているようにさらさらと風になびいていた。


この島に降り立った女は笑みを浮かべる。


すべてがすべてが揃っていた。


「おぉ、偉大なる王よ。今、ここに蘇り給え!」


天空に稲妻が走り、暴風が吹いていた。


狼は吠え、蛇は地を這っていた。


黒き羽を持つ天使達が魔素と瘴気と一緒に天を舞っていた。


恐怖、絶望、怒り、憎しみ、恨み、嫉妬、強欲、不満、欲望、ひがみ、執着、貪食、淫蕩、強欲、怠惰。自惚れ、傲慢、すべてが満ち溢れている。


魔王の復活、それこそ彼女の切望でった。


偉大なる王よ。


復活の時は来た!


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