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カオスパックの勇者賊

作者:金木火水
今はおよそ1000年前、自らを魔王と呼ぶ者が現れた。奴は魔族達を束ね、人々へ牙を向ける。なす術なくいろんな村が消え、国が滅んだ。戦火は拡がるばかり、人々は己が生と幸せを諦めた。そんな時、自らを勇者と呼ぶ者が現れた。彼は優れた力と知恵、そして勇気を持って魔王軍に挑んでいく。旅を続け、仲間を集め、魔族の侵略を防ぎ、遂には魔王を封印した。人々は平和が戻ってきたことを歓喜し、勇者達に感謝しその武勇を崇めた。それから永い月日が経ち、人は再び栄えいくつかの国が生まれた。しかし、平和を奪うものがまた現れた。生き残った魔族達の子孫である。彼らは復讐の火を絶やさず、気を熟すのを待っていたのだ。魔族達は魔界連合を立ち上げ、世界へと戦線布告をした。人々は恐怖に慄きながら、伝説の勇者の帰還を待ったが、終ぞ勇者は現れなかった。そこである王がこう考えた。「勇者が来ないなら、作ればいい。」様々な国々を集め勇者同盟を結び勇者協会を設立、世界中にとある御触れを出す。「これより勇者は免許制とする!協会に認めらた者全てが勇者である!!」そうして、力ある者や学のある者、はたまた裏の世界で生きる者などの多くが勇者になって、魔界連合と戦った。その後勇者という肩書きは、勇者同盟の加盟国において最上級の特権になり、勇者でありながら悪業や非道を行うものが続出する。そんな勇者達を人々は皮肉として、‘勇者賊’として揶揄した。それはこんな世界で、闘争にも権力にも興味がない少年が、自分の夢の為だけに勇者になり、不思議なリュックサックと旅をする物語である。
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