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死にたくないので自分達だけの第三勢力作りました。  作者: 鬼獣八紅
第六章 化け猫少女と吸血少年
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吸血帝

赤川操視点です。


「お~い!どこだ~!」


 たくっ、ひとまず空港に入れたのはいいけどボスどこにいるんだ?

 しかも、あちこちに元花の遺体が有って足の踏み場もない。本当に飛べて良かったぜ。

 

「しかし…、遺体が段々消えてってるんだよな」


 死亡してから一定時間で消滅する仕様か。となると近くにいるはず。

 

「探すの面倒くせぇ、こうなったら全部まとめてぶっ潰す!」


 苗又、お前の血液使わせてもらうぞ!


「ブラッドトルネード!」


 大量の血液で渦を作り押し流す。他人の血液を操作するのは初めてだが問題なかったな。


《xsmall》「なんだこれは!誰がやった!」《/xsmall》


 ん?誰か血に巻き込まれたな。声的にボスか。


「声の方向は…あっちか!」






「おい魔法人形(マジックドールズ)!さっさとこの血を砕け!」


 やっぱりボスが巻き込まれてた。しかも、さっきの血が凝固したせいで動けない!


「ブラッドキック!」

「!、私を守れ魔法人形(マジックドールズ)!」


 ち、防がれたか。だが一体行動停止したぞ!


「よお、ついさっきまで世話になったな」

「失敗作風情が、よくもやってくれたな!」


 相手の戦力はボス含め残り四人、その内二人は行動不可にした奴と苗又を殴った奴だ。

 残り一人の魔法が分からないから迂闊に攻められない。

 それに苗又のを使った影響か血液が消えてしまったので拘束しなおすのは難しい、

 それと苗又の姿が見えない、何処へ行った?黒榊が来ないってことは大丈夫なんだろうが。

 

「おい、苗又はどこだ?」

「苗又?ああ、お前と同じ失敗作か。それならここだ」

「!、苗又しっかりしろ!」

「あ、赤川…くん?」


 くそ、やっぱり倒されてたか。しかしなぜ分身まで消えやがった。


「気を、付けて、こいつに、触れられたら、分裂が、解除、された」

「そいつ無効化系の魔法少女か!」

「あぁ、こいつは最高傑作でね。こんな失敗作に使う予定ではなかったんだがな」


 確かにボスの言った通り最高傑作の材料にするにはふさわしい魔法を持ってるな。

 けど、俺にとってはそこまでの脅威じゃ無いな。

 何せ…。


「ブラッドプレッサー!」


 俺は遠距離攻撃持ちだからな!触れなきゃ発動出来ない魔法は敵じゃない!


「フィスト、ガード!」


 けそ、やっぱそう簡単に攻撃当てさせてくれないよな。

 けど苗又を殴った魔法人形はフィストって言うのか。名前的に魔法は拳に関係するものと思って良さそうだな。

 

「ロック!」

「!、体が動かねぇ!」


 恐らくこれをやったのはもう一体の魔法人形、苗又が逃走の時動かなくなったのはこれが理由か。

 感覚的に金縛りの様なものを相手に発症させる魔法だな。


「フィスト、殴れ」

「ブラッドシールド!」


 よし、何とか防げた。金縛り状態でも能力は発動出来るみたいだ。

 それとこれだけ血液を使っても貧血の症状がでないってことは、怪人化した影響で能力のデメリットが消えたと見てよさそうだな。


「フィストもう一発だ!」

「そう易々と食らうか…!、速っ!」


 さっきよりも明らかに速い、これじゃ防げねぇ!


「ぐっ!クソ痛いな。それよりさっきの速度は…、あぁ、なるほどサイボーグか!」

「正解だ」


 フィストの背中から漫画で描かれるエンジンから出る光みたいなのが見える。恐らくそれで加速したのだろう。

 だとすると他二人もサイボーグと考えた方がいいな。


「とっとと降参したらどうだ?」

「するわけねぇだろ!それと、後ろは良く見といた方がいいぜ」

「どういう事…!、デリート!」

「遅いんだよ!」


 さっきブラッドプレッサーで飛ばした血液、それを利用し苗又を掴んでいる魔法人形の片腕を切断する。これであいつの魔法の範囲が半減した!


「苗又戻ってこい!」


 そして血液で苗又をこちらへと運ぶ。これで相手の人質はいなくなった!


「赤川、くん、無事だっ、たんだね」

「あぁ、それよりお前は休んでろ。後は俺が片付ける」

「…うん」


 …気絶したな。ま、そりゃそうか。


「さて、改めて俺のダチをこんな目に合わせてくれたな」


 お前らは俺が絶対ぶっ倒す!







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