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死にたくないので自分達だけの第三勢力作りました。  作者: 鬼獣八紅
第六章 化け猫少女と吸血少年
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逃走

元花視点です。


(…何日たったかな?)


 カプセルがあるこの部屋は時計が無く、窓も無いため日数感覚が無くなる。

 捕まったあの日から人体実験三昧で疲れた。

 体に薬を打ち込まれたり、再生能力がバレたせいで体を細切れにされたりもした。おかげで再生能力は強化されたからそこだけは感謝している。

 周りにあった魔法少女の遺体は怪人に改造されている。けど、白夜さんみたいな怪人ではなく、己の意思はなくただ命令のままに動く人形だ。


「離せ!離せって!」

「うるさいガキだ、いい加減おとなしくしてろ!」


 あ、赤川くんが戻ってきた。

 赤川くんも毎回実験されてんのに良く抵抗する気になれるね。私は実験二回目でもう心が折れた。というかさっそく拷問とも言える実験に良く耐えれるね。


「たく、苗又は無事何だろうな」

「お前の友達ならあそこのカプセルに入ってるよ。ま、無事かは分からんがな」


 赤川くんは目が覚めてから直ぐに私の存在に気付いて声を掛けようとしてくれたが、カプセルの中ぎ液体で満たされていたので中からの声は一切聞こえない。

 口パクしてたから何か言おうとしてたのは分かったけど。


「…おらぁ!」

(…は?なにやってんの?!)


 いきなり赤川くんが研究員を殴り飛ばした。

 …ん?こっちに飛んできて…。


(危ない!)


 そのまま私が入ってたカプセルに激突してカプセルが割れた。


「よし命中!」

「ちょっと!危ないでしょ!」

「そんなことより速く!脱走するぞ!」


 え、ちょ、待って!





「何でいきなり逃走を?」

「何でって、このままだといつか殺されるぞ!だったら逃げるしかないだろ」


 まあ確かにあのままだと用済みになって殺されてたかもね。


「分かった、因みに逃走プランは?」

「ん?そんなもの無いぞ」

「…は?」


 なに言ってんの赤川くんは。


「たまたま隙ができたからぶん殴っただけだ。それより前から敵がくるぞ!」

「少しはプラン考えといてよ!」


 あ~もう、こうなら自棄だ!


「猫爪!」

「ブラッドキック!」


 前方にいた敵をそれぞれ一人づつ辻斬りのように倒して進む。


「赤川くんさっきの技なに?」

「さっきのか?何か実験されまくってる時に血液を操る能力を手に入れてよ、それの応用だ。全身に血液を回して運動神経を上げて蹴るだけだがシンプルに強いぞ。苗又こそ、猫の能力でも手に入れたのか?」

「う、うんそうだよ」


 元からだけど怪人だとバレるわけには行かないからごまかそ。


「それより、さっき敵を倒したから多分組織のトップに脱走したのがバレたから急ぐよ」

「おう!」

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