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結果報告

レイヴン視点です。


「これより午前に行われた戦いの報告会兼緊急会議を始める」


 戦いが終わって一時間後、本部の会議室には戦いに参加した元花を除く18名とセイ、灰崎さんの総勢20名が集まった。

 

「まずは戦いの結果だが、灰崎さんが衛星で確認したところ全体の約3/5を倒したらしい、結果としては上々だ」

「優真があそこで撤退指示ださなければもう少し削れたぞ」

「…すまない白夜、しかし仲間の安全が最優先だ。納得してくれ」

「大丈夫だ、俺だってそうする」


 やっぱり白夜から文句が出たか、まあ白夜はバトルジャンキーだしな、途中で止められたらそりゃ怒る。けど納得してくれてよかった。

 今回の戦いで魔法少女側の戦力はだいぶ削れたはずだ。ただ魔法少女の総数がわからないから、今回死んだ魔法少女が全体の何%か不明だが。


「次いでこちらの被害は重傷者が俺と白夜、裂、オロチ、その他が軽症、そして元花が行方不明だ」


 俺を除いた三人はそれぞれ自分と同等クラスの強者と当たったらしい。戦いがどういう感じだったかは後で映像で確認するつもりだ。

 軽傷者はセイ、重傷者は環がそれぞれ治した。


「次は環だが、魔法少女から何か言われたか?」

「特になにも、そもそも撤退指示が出た時いた場所がたまたま地中だったし、地中から出て適当に列に混ざったから誰にも気付かれなかったよ」


 なるほど、タイミングが良かったのか。


「俺の聞きたいことは一通り聞いたが、他に報告あるか?」


 …返事がないから無さそうだな。


「では今日の本題だ、さっきの戦いで元花が何者かに拐われた。その時の状況を灰崎さんに説明してもらう」

「わかった、そもそも俺がそう判断したのは元花に渡した転送装置で別人が転送されたからだ。その人物はその場にいたウルフが押さえつけたが舌を噛みちぎり自殺、しかし噛みちぎったのはその人の意識では無さそうだな」

「ん?どういうことだ?」

「そこからは私が説明します、その人物が舌を噛みちぎる時に"お止めください"と言っておりました。しかも噛みちぎった後は口を無理やり閉ざされた様になりそのまま死亡しました」


 なるほど、まとめると。


「何者かが元花を拐ったのち転送装置を誤作動させその人物がこちらに転送、そしてその人物は何者かによって殺害されたってことでいいんだな」

「恐らく」


 は~、面倒なことになった。少なくとも元花を拐ったのは組織だということが確定してしまった。じゃなかったらこちらに転送された人物が殺害される理由が無い。恐らく情報が漏れることを恐れて殺したのだろう。


「セレネ、その人物の遺体から身元割り出せるか?」

「少々時間をもらえれば可能です」

「わかった、環、お前は元花を助け…るに決まってるな」

「当たり前でしょ、その組織は絶対に潰す」


 うわ~、お相手さん終わったなこりゃ。環がガチでぶちギレてる。


「それじゃあ元花を助けて拐った組織を潰すことに異論は…」

「異論は出させない、何が何でも潰す」

「おい環!せめて周りの意見は聞け!」


 たく、どうしたんだよいきなり。


「おい優真、俺としては組織を潰すことに賛成だが環は大丈夫なのか?」

「…過去のトラウマからだと思う、身近な人を失うのが怖いんだろ。普段はこんなこと無いからな。環、お前周りのこともよく見ろ、それと安心しろ、必ず元花は取り返す」

「…絶対だよ」


 こりゃ早く元花を取り返えさないと環の精神衛生上やばそうだな。


「異論はどうとか聞いたがあれは無しだ。元花を取り返す、これは決定事項だ」


 反論は無し、当たり前か。


「すまない、文句は後でいくらでも聞く。これにて会議は終了する。アル、菫、九縄、葉月、セイ、悪いが環に付き添ってやってくれ。それと白夜、オロチ、裂は戦ったっていう強者についての情報整理をしたいから少し残ってくれ、それ以外の者は確実仕事に戻るように」




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