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最弱異端児は夢を見る  作者: 時雨
番外編 平凡な者は……
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第三十話 始動

コンコンという音が鼓膜を叩き、意識を呼び覚ます。

む……だれだろう……

少しずつ体を起こし、ハッとする。

今日は、知能戦!



「サクラー起きてる?サクラのお母さんがご飯できたから呼んできてだって!」

「分かったー!先行ってて!」



慌てて寝巻を脱ぎ捨て、学校の制服に身を包む。

簡単に支度を終わらせ、脱ぎ捨てた服をしまう。

知能戦では大した持ち物はないけど……もしかしたら使う事になるかもしれないメモ帳と筆箱をかばんに突っ込む。



そのまま、かばんを玄関に置いて食卓へ走り込む。



「遅かったね、サクラ。ほらほら早く早く。」



既に私以外は席に着いていた。

もちろんユウトもだ。

だいぶこの雰囲気にも慣れたようで、少しそわそわしているものの途中で脱走とかはないだろう。



既に制服を来ているマサトに促されるままに席に着く。

いつ、制服を持ってきたかは分からないが、いつもの事なので気にしない。



前祝いと言わんばかりに準備された、食事を食べつくし、最期の確認をする。

持ち物よし、心構えよし。



「マサトは大丈夫?」

「もちろん。いつでもいいよ。」



玄関前。

ここからが……知能戦の始まりだわね。

登校中でもカケルの妨害があるかもしれないから、警戒するに越したことはないわね。



「じゃぁ、いこうか。」

「そうだわね。」



玄関の扉を開け……光と共に最初の一歩を踏み出した。

というわけで本日から第三章スタートです!

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