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最弱異端児は夢を見る  作者: 時雨
番外編 平凡な者は……
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第十一話 読書

数分たち、試合は既に進行済み。

完全なる負けムード。

十倍ぐらいの点差をつけられている現状だ。

……私達のチームが弱すぎたのが完全に明らかに……



「試合終了です!ボールなどを片付けて集合してください。」



先生の声と共に、宙を待っていたボールがなくなり全員が運動場の端っこに移動する。

とりあえず、ねんざを悪化させないように進む。

はぁ……見てるだけだったけど、なんか憂鬱だったわ……

これは……一喝いれないといけないかも。



「では、遊んでいないで着替えて、次の授業の準備をしてください。では、解散。」



全員がバラバラになる。

この時の着替えは、みんな早く済ませて遊ぼうとするため、あの場所で着替える事ができない。

既に、外に出しておいた着替えを掴み、トイレで一人で着替える。

この痣も早く治ってほしいわね……



ちゃちゃっと着替えて、外に出る。

みんなでワイワイと着替えてみたいのに……

悲しさが胸の中で渦巻き始める。

まぁ、くよくよしていても仕方ない。



先に荷物を持って、次の授業へ向かう。

えっと……次は魔法知識……

大抵の事はイツキとマサトから教えてもらったから、授業は聞き流している。

まぁ、きちんと授業を受けている振りはするけど……学校から解放されたという面では、イツキはいいわね……



先についた教室には、だれもいない。

これはこれで静かでいいわね……

とりあえず、家から持ってきた本を取り出し、一人で読む。

これが一番の趣味ってわけじゃないけど……まぁまぁ好きな分類の本だ。

好きな物語の一つで、だれの前で読んでも、恥ずかしくない本というわけだ。



静かな空間で一人で読む本……

寂しい感じもするけれど、集中できて私にとっては絶好の機会。

この時間の間に……第三章まで読み切る!



ペラペラと紙をめくる音だけが、部屋の中で響く。

着替えでなかなか来ないクラスメイトなどは頭から完全に消えていた。

第三章の予告9

シュナの強さが今回はとてつもなく出ます。

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