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最弱異端児は夢を見る  作者: 時雨
番外編 平凡な者は……
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第五話 球技

先生の簡単な注意を頭の中で簡単に覚えながら、別の事を考える。

明日は、授業がなく全員でイベント観戦となる。

まぁ、全員に公開されるのは一部だけらしい。

あまりにもゲスな面が全員にさらされるのを防ぐのが理由だと聞いている。

過去にいろいろあったらしいからね……



「では、チームに分かれて練習試合をしてください!」



先生の声と共に、クラスの中の集団が動き始める。

自分が所属しているチームの集団に着いていき、適当に準備運動を済ませる。



今日やる競技は、フライングシュート。

魔法に反発するボールを使う競技だ。

身長の二倍ぐらいの大きさの網が真ん中に設置されているとてつもない広いコートで行う。

一チーム6人で行う簡単なゲームで、ボールを相手コートに落としたら勝ちという単純なルール。



魔法に反発するボールは、魔法陣にも反応する。

玉魔法を使って弾くもよし、壁魔法で守るもよし、大きな魔法陣を構築して防ぐもよし、風魔法で浮かせるもよし。

相手に損傷を与えなければどんな魔法を使ってもいい。

もちろん、物理で殴って相手コートに弾くのもありだ。

この競技は、イツキが大活躍していたのを思い出す。

イツキのチームはこの競技で負けなしだったわね……

落ちる前に、イツキが足の力を使って高速で移動し、腕力で吹き飛ばしていたのを思い出す。

高く跳びあがって、相手のコートにまっすぐに叩き落としていた事もあったはずだ。



ちなみに、体育は男女混合だ。

男子が女子にいいところを見せようと張り切っているのを見るのは地味に楽しい。

まぁ、大抵失敗しているけど。



「では、試合!開始!」



先生の掛け声と共に……ボールが宙を舞う。


第三章予告4

主人公の精神が……豹変するかも。

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