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薄暗い何もない部屋……いや、壁もない空間。
その中心部にたたずむただ一人の女。
「イレギュラーを見失ったようだわね……」
女は気楽な様子で一人で呟く。
不思議と楽しそうな顔でだ。
「まぁ、いいわ。どうせ大した事もできないようだしね。」
女は手元にある虹色の枠を持つ窓をいじる。
「次は……これでいいかしら。面白いものが見れるといいわね。」
再び一人で呟き、虹色の窓をあるところをつつく。
その直後、女は光に包まれる。
そして、光が消えたときには……すでに人影はなくなっていた。
ちょっと短いですが、番外編。
第三章までもう少し……
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