生命
生命が新しく誕生した。
2900gの女の子。
とても嬉しかった。
自分が母親になった。
周りの人には、
「おめでとう」
「よく…頑張ったな。」
など、嬉しい言葉を言ってもらえた。
母親になるってこんなにも嬉しいことなんだ。
私は北山美咲。18歳。
プロ野球選手の妻です。
旦那は相変わらず忙しそう……。
ところが、なんと私たちの間に子供が出来ました。
とても嬉しいです。
でも、母親ってとても疲れるんですね………
子供の世話をしながら家事をするんですから。
旦那はプロ野球選手なので練習に行っています。
私はそんな旦那を支えながら子育てを頑張っています。
子供の名前は、旦那の名前から一文字もらって、「光希」と名付けました。
子供はとても可愛いです
でも、夜泣きなどで疲れます……
旦那はもうすぐ帰ってくる。
でも、今日は友達を2人、連れてくるとメールがあり、ご飯を多く作りました。
…ガチャ
「ただいま~。」
「「お邪魔しまーす。」」
「お帰りなさい。
…あ、いらっしゃい。」
オギャア オギャア
「あ、希幸。光希をお願い。」
「おぅ。お前らもあがれよ。」
そぅ、実は私の旦那様は桐谷希幸なんです。
そして今日、遊びにきている2人は、田中知良と小関雄大なんです。3人ともイケメンすぎる
(実は、2人にも告白されたんだけど、旦那には内緒なの。)
「光希はいつも可愛いなぁ~。」
「おぃ、希幸。親バカになってるぞ。」
「まぁ、こんだけ可愛かったら無理もないだろ。
希幸は相変わらず光希ちゃんに弱いんだから。」
「当たり前だろ。光希は誰の子供だと思ってんだよ。」
「そりゃ誰の子供だって言ったら、美咲だよ。なぁ、知良。」
「だよな~。美咲に似て、めっちゃ可愛いもん」
「おぃ、俺の子供でもあるんだけど。」
「あ、そーだった。一応希幸もパパだった。」
「一応って何だよ。光希は正真正銘俺と美咲の子供だ。」
また、やってる。
3人はとても仲良し。
でも、喧嘩が多い。
「希幸~、もぅご飯出来たから座って。あ、光希も連れてきて。
雄大と知良も座って。」
「「「いただきまーす。」」」
「どうぞ。」
…モグモグ
「……んめぇ。やっぱ美咲の手料理、最高。」
「ほんと、最高。希幸はこんなにいい奥さんもらえて良かったなぁ。」
「いいだろ~。」
「希幸にはもったいねーよ。俺も美咲と暮らしたかったなぁ。」
「俺も~。」
「じゃあ、暮らせばいいじゃん。
なぁ、美咲。」
「えっ。」
「「マジで!?」」
「部屋、まだ少し余ってるし。」
「ち、ちょっと……」
「マジかぁ。やったぁ。」
「これで美咲と暮らせる。」
「でも、美咲を取るなよ。
俺の一番の奥さんなんだからな。」
「分かってるよ。希幸は光希ちゃん以上に美咲にベタ惚れだもんなぁ。」
「あぁ。美咲は俺の世界一可愛い大切にしたい奥さんだぁ。」
ギュー
「ちょ、ちょっと希幸。2人がいるんだから恥ずかしいよ。」
(2人ともめっちゃ怒ってる…)
「分かったよ。続きは部屋でな。」
(えー。2人の前で言わないでよ。2人とも、まだうちのこと諦めてないし……)
「でも……」
「えっ……」
チュッ
「!!!!」
「フライングはするから。」
そのあと、5人で仲良く暮らしている設定です。
読んでくださってありがとうございます。