プロローグ
天使は人間の敵だと思うのは私だけなのだろうか。なんていったって天使は人間を楽園から追放した創造主である神が使わしたものなのだから・・・
別に神の存在を信じているわけでも、何かの信仰を持っているわけでもないが、社会で生きていく中で少なからず何らかの信仰を持つ人や団体とは関わらずにはいられない。
そんな日々の中で子供のころから思っていた・・・見たことも触れたこともないような存在のことを良く信じることができるものだと。
ただ人間よりも上位の存在はいると思う
人間が他の生命よりも上位に存在しているとは言わないが、少なからずアリやアメンボよりも高度な精神構造を持ち合わせ地球上の食物連鎖の頂点にいるといえる。
だから存在の大きさの差があまりにもある場合はその存在さえ観測できないんじゃないかって・・・
ところで次元の違う存在に接触するためにはどうしたらいいのだろうか・・
簡単なところで言うと人間が持っているという知恵の実つまり化学を利用する方法だ
まだ発展途上のためその力は不完全だが人間の目では観測できないサイズの生物を見つけたり、宇宙に進出することで新たな生命体を見つけることができるかもしれない。
どれだけ時間や労力がかかるとしても・・
人類は上位存在とまれに関わりをもつことがある
これは人間からではなく相手側からのアプローチである。
自分よりも上位の存在からの接触は比較的簡単にできてしまう
上位存在がなぜ下位の人間にセクション持つかは、きっと私たちが自販機で珍しい飲み物を見つけて衝動的に買ってしまうとかそんな感じのものなんだろうね
これはそんな彼らの他愛もない戯れ、人間には存在と存在理由をかけた戦いのお話・・・