第5回個人成績表(4月1日~8月24日)
対抗戦終了記念 第5回個人成績表(4月1日~8月24日全102試合)55勝39敗8分
打撃成績(試合数 打数安打 打率 HR打点)
林 葉輔 99試合 329打数110安打 .334 12本61点
星渡晃兵 100試合 385打数120安打 .312 10本35点
パウロ 90試合 339打数96安打 .283 15本49点
棚橋和隆 101試合 395打数107安打 .271 12本48点
柳 中平 94試合 341打数90安打 .264 5本28点
--以下規定未満--
立石篤志 39試合 37打数13安打 .351 1本11点
宮畑圭助 12試合 19打数6安打 .316 1本3点
ドラグノフ 45試合 85打数26安打 .306 0本9点
古池吉郎 44試合 56打数16安打 .286 4本9点
アンジェロ 62試合 231打数61安打 .264 7本28点
近堂貴久 75試合 253打数65安打 .257 7本29点
金 重男 45試合 96打数24安打 .250 2本9点
一村富郎 1試合 4打数1安打 .250 0本0点
清水尚起 83試合 252打数58安打 .230 4本26点
ノーリー 35試合 92打数21安打 .228 0本8点
本郷建筑 36試合 74打数16安打 .216 1本4点
折口元文 15試合 15打数3安打 .200 1本1点
太刀川勇太 5試合 5打数1安打 .200 0本0点
水内 賢 39試合 53打数10安打 .189 1本3点
高 遼二 40試合 23打数4安打 .174 0本1点
李 春稀 11試合 19打数3安打 .158 0本2点
フェリックス6試合 6打数1安打 .167 0本0点
岩下菜央人 6試合 6打数1安打 .167 0本0点
大上徳博 49試合 26打数4安打 .154 0本1点
河 剛紀 8試合 8打数1安打 .125 0本1点
山元則年 7試合 8打数1安打 .125 0本1点
森茂常弘 35試合 25打数3安打 .120 0本0点
中西定治 7試合 11打数1安打 .091 0本0点
曽 剛仁 7試合 5打数0安打 .000 0本0点
鈴木常惟 2試合 2打数0安打 .000 0本0点
--投手打撃成績(HRはなし打点はリンド・フローデセンの各1打点のみ)--
リンド 1試合 1打数1安打 1.00
池田武治 1試合 2打数1安打 .500
フローデセン 17試合 31打数8安打 .258
赤坂忠徳 16試合 31打数3安打 .097
瑞穂智幸 17試合 30打数2安打 .067
張 尊 17試合 31打数2安打 .065
吉野大吾 17試合 34打数2安打 .059
松浦 心 18試合 21打数1安打 .048
石風呂幹伸18試合 4打数0安打 .000
趙 雅憲 16試合 3打数0安打 .000
北 甲大 8試合 1打数0安打 .000
打撃まとめ
全150試合のシーズンは2/3となる100試合を突破。対抗戦が終了してこれからは直接同リーグ同カンファレンスの球団同士が戦う通常のシーズンに戻る。大連の戦いはまさに佳境を迎えようとしている。その大連で最も頼れる打者である4番林は高値安定。打率に加えて打点もチームトップを独走しており4番として磐石の存在である。星渡も3割をキープ。ホームラン数チームトップのパウロも大分数字が安定してきた。対抗戦で打率を伸ばしたのが棚橋。ホームラン数は林と同じ12本とパワーがあり、ショートの守備も堅実でチームの重要な戦力となった。逆に数字を落としたのが柳中平。何でも無難にこなす器用さは他を寄せ付けない利点だが、今は控え選手がかなりの活躍を見せておりその立場は安泰とは言えなくなってきた。
清水と近堂は規定打席を割った。近堂は怪我による離脱が、清水は併用策が原因である。対抗戦期間において金重男は清水を試合数打席数ともに上回った。ただ金の打率が落ち着いてきたので当分は併用策が続くだろう。さて控えに関してだが、前述の通りこの対抗戦では控え選手が攻守に素晴らしい活躍を見せてチームを盛り立てていた。ドラグノフの打率.375を筆頭に立石.351古池.344宮畑.316とレギュラー以上の数字を残す選手が続出。これはレギュラーの怪我や指名打者などでチャンスが増えて、そのチャンスを生かそうと発奮したのが一因だろう。それにしても怪我人に関してはセカンドの選手が狙い撃ちされたようだった。レギュラーの近堂、どこでも守れるノーリー、近堂がいない間にレギュラークラスとして奮闘した本郷が次々と倒れていった。今は近堂が復帰したがここまで14打数2安打ともうひとつの数字。守備もまだ万全ではないようで試合途中で森茂と交代という場面が多かった。セカンドをどうすべきかはなかなか解決しないチームの課題である。投手はフローデセンがようやく1打点を挙げた。彼の打棒からすると遅すぎたくらいである。
投手成績(試合数 投球回自責点 防御率 勝敗セーブ)
吉野大吾 17試合 127回27点 1.91 11勝4敗
フローデセン 17試合 113回2/3 34点 2.69 7勝4敗
瑞穂智幸 17試合 112回1/3 37点 2.96 4勝7敗
赤坂忠徳 16試合 104回1/3 40点 3.45 7勝6敗
--以下規定未満--
リンド 1試合 2回2/3 0点 0.00 1勝0敗
平野 錦 25試合 16回 2点 1.13 1勝0敗1セーブ
比山 仁 38試合 37回6点 1.46 1勝1敗26セーブ
小松原泰誠24試合 23回1/3 6点 2.31 2勝0敗
黄 直哉 21試合 18回2/3 5点 2.41 1勝0敗1セーブ
張 尊 17試合 96回2/3 27点 2.51 9勝4敗
野藤秀親 32試合 30回2/3 9点 2.64 3勝2敗
池田武治 1試合 6回2点 3.00 0勝1敗
松浦 心 18試合 83回29点 3.14 5勝4敗
石風呂幹伸18試合 33回12点 3.27 0勝2敗
伊東聡司 17試合 19回1/3 8点 3.72 2勝2敗
北 甲大 8試合 9回1/3 4点 3.86 0勝0敗
斎場次巳 8試合 11回2/3 6点 4.63 0勝0敗1セーブ
趙 雅憲 16試合 33回17点 4.64 1勝2敗
王 貞成 10試合 17回9点 4.76 0勝0敗1セーブ
原 克馬 3試合 2回2/3 5点 16.88 0勝0敗
投手まとめ
投手陣は吉野を軸に安定した数字を出し続けている。中心となる吉野の充実感が素晴らしい。防御率は1点台で勝ち星は11とエースとしてどの球団にも誇れる数字である。規定投球回数に到達している4人のうち吉野以外は今季大連に加入した選手。新外国人フローデセンは打撃も投球も良好なパフォーマンス。移籍の瑞穂は勝ち星に恵まれないが防御率は2点台で十分戦力となっている。ルーキー赤坂はこの期間苦しむ場面が多かったが悪くない。規定未満の先発ではベテラン張尊が吉野に次ぐ9勝を挙げて健在を見せている。一方炎上が続いた松浦は二軍落ちとなった。その松浦に代わって先発した池田武治は6回2失点と及第点の出来。池田の活躍はこれからの順位争いにも必要不可欠となるであろう。
リリーフは比山が対抗戦期間中の防御率が0.00と抜群の安定感を見せた。途中からは小松原も復帰してさらに安定したリリーフ陣に。右腕の黄直哉、左腕の平野は相変わらず強いし、ロングリリーフもこなして試合を作ってくれるタフな石風呂と趙雅憲もかなり数字を上げてきた。野藤、北、伊東などやや疲れを見せた投手もいたがこれからが順位を決する直接対決となる。いかにして乗り切るか、劉監督と天沼投手コーチの腕の見せどころである。




