第4回個人成績表(4月1日~7月21日)
前半戦終了記念 第4回個人成績表(4月1日~7月21日全74試合)40勝27敗7分
打撃成績(試合数 打数安打 打率 HR打点)
林 葉輔 72試合 242打数81安打 .335 9本43点
星渡晃兵 72試合 271打数86安打 .317 7本25点
パウロ 63試合 239打数69安打 .289 12本36点
柳 中平 68試合 248打数67安打 .270 3本20点
棚橋和隆 73試合 285打数76安打 .267 10本42点
近堂貴久 68試合 239打数63安打 .264 7本27点
清水尚起 67試合 204打数47安打 .230 3本18点
--以下規定未満--
立石篤志 22試合 17打数6安打 .353 1本6点
金 重男 26試合 40打数11安打 .275 0本2点
本郷建筑 18試合 22打数6安打 .273 0本1点
ドラグノフ 20試合 50打数13安打 .260 0本5点
アンジェロ 37試合 135打数34安打 .252 6本19点
一村富郎 1試合 4打数1安打 .250 0本0点
ノーリー 31試合 86打数20安打 .233 0本8点
古池吉郎 25試合 24打数5安打 .208 1本1点
折口元文 15試合 15打数3安打 .200 1本1点
太刀川勇太 5試合 5打数1安打 .200 0本0点
水内 賢 32試合 51打数9安打 .176 1本3点
大上徳博 31試合 12打数2安打 .167 0本1点
フェリックス6試合 6打数1安打 .167 0本0点
李 春稀 11試合 19打数3安打 .158 0本2点
高 遼二 31試合 20打数3安打 .150 0本1点
森茂常弘 27試合 20打数3安打 .150 0本0点
河 剛紀 8試合 8打数1安打 .125 0本1点
山元則年 7試合 8打数1安打 .125 0本1点
中西定治 6試合 9打数0安打 .000 0本0点
岩下菜央人 2試合 4打数0安打 .000 0本0点
宮畑圭助 1試合 1打数0安打 .000 0本0点
--投手打撃成績(HRはなし打点はリンドの1打点のみ)--
リンド 1試合 1打数1安打 1.00
フローデセン 12試合 27打数6安打 .222
張 尊 12試合 25打数2安打 .080
赤坂忠徳 11試合 26打数2安打 .077
吉野大吾 12試合 28打数2安打 .071
松浦 心 15試合 21打数1安打 .048
瑞穂智幸 13試合 26打数1安打 .038
石風呂幹伸11試合 4打数0安打 .000
趙 雅憲 10試合 3打数0安打 .000
北 甲大 2試合 1打数0安打 .000
打撃まとめ
全150試合中の74試合が終了。今シーズンもほぼ折り返し地点まで到達した。これを倍にしたらそのまま今季の成績になるわけではないが、今季の全容はそれなりに見えてきたとは言えるだろう。さて、相変わらず良好なパフォーマンスを発揮し続けている林と星渡に関してはあえて言うこともない。ともに今のところ青島シリーズを除いて全試合出場を果たした上でこの成績とくればオールスターに選出されるのも当然だろう。
これに続くのはパウロ・ミネイロ。交流戦から一気に調子を上げてきた矢先の体調不良で今回の期間はほとんど欠場してしまったが、熱河シリーズで戦列に復帰すると、いきなり2試合でホームランを含む3安打とパワー健在をアピール。対抗戦に向けて頼もしい男が帰って来た。アンジェロと近堂は今回の期間中打率が3割を越えていた。特にアンジェロの好調は、パウロ欠場によって空いた5番の穴を埋めたという意味で重要だった。日本的な投手の攻めに慣れてきたと言うことなので今後は更なる成績向上も期待できそうだ。棚橋は堅調。打点をよく稼いでいるが現在の優勝争いを抜け出すためにはもう一皮むけてくれると良い。
控えではドラグノフがパウロ欠場という緊急事態に代役としてよく奮闘してくれた。また捕手は清水と金重男の併用と言える状態となっている。清水は次の成績表が出る頃には規定打席を割っているだろう。打撃は金のほうが上手だが守備は清水のほうが達者という構図で、捕手出身の劉監督はうまく使い分けたい。3番手として中西がちょくちょく使われたがまだこの2人との差は大きい。代打では立石がベテランらしい集中力を発揮した。本郷もまあまあ。対抗戦は指名打者を使う試合も出てくるが、誰を起用するのか楽しみだ。投手陣はフローデセンが2割台に戻してきたがそれ以外は総じて低調。
投手成績(試合数 投球回自責点 防御率 勝敗セーブ)
吉野大吾 12試合 92回21点 2.05 8勝3敗
赤坂忠徳 11試合 74回24点 2.92 5勝3敗
フローデセン 12試合 77回2/3 26点 3.01 4勝4敗
瑞穂智幸 13試合 83回1/3 31点 3.35 3勝5敗
--以下規定未満--
北 甲大 3試合 4回0点 0.00 0勝0敗
リンド 1試合 2回2/3 0点 0.00 1勝0敗
平野 錦 19試合 12回 1点 0.75 1勝0敗1セーブ
黄 直哉 13試合 11回1点 0.82 0勝0敗1セーブ
張 尊 12試合 71回2/3 14点 1.76 6勝3敗
松浦 心 15試合 70回15点 1.93 5勝1敗
比山 仁 29試合 28回6点 1.93 1勝1敗19セーブ
野藤秀親 21試合 20回5点 2.25 3勝1敗
小松原泰誠19試合 18回1/3 5点 2.45 1勝0敗
伊東聡司 11試合 13回4点 2.77 2勝1敗
石風呂幹伸12試合 24回10点 3.75 0勝2敗
王 貞成 10試合 17回9点 4.76 0勝0敗1セーブ
斎場次巳 6試合 9回6点 6.00 0勝0敗
趙 雅憲 11試合 22回17点 6.95 0勝2敗
原 克馬 2試合 1回2/3 04点 9.60 0勝0敗
投手まとめ
投手陣は相変わらず良好な成績をキープしている。先発の柱である吉野は期間中2連敗だが、打ち込まれたというより打線の援護に恵まれなかっただけなので問題はない。今回の期間で一番素晴らしかったのはベテランの張尊で、3試合16イニングを無失点で終えた。防御率も1点台まで下げてきた。もう少しで規定投球回数に到達する松浦も未だに1点台をキープしておりオールスターにも選出された。そしてルーキーの赤坂も規定到達した投手の中ではチームで2番目の防御率と素晴らしい成績。松浦とは新人王争いのライバルとなっているが、2人とも「チームが勝つことが一番大事」などと穏やかなことを言っている。しかしそれは表面上の話で、実際はかなり熱い火花を散らしているそうだ。
リリーフでは小松原離脱というアクシデントがあったものの野藤、平野、比山らがよく奮闘したお陰でダメージは最小限に抑えられた。伊東、北、石風呂、趙雅憲といった中堅ベテラン勢のリリーフも地味ながらしっかりした働きも見逃せない。こういった脇役が自分の仕事をきっちりこなすチームは強い。趙は一見酷い防御率だが、これでもこの期間だけで防御率を半減させている。先発挑戦は失敗に終わったが、一軍でずっと出てきた投手が疲れてくる夏場にこそ、彼のようなユーティリティ・ピッチャーは真価を発揮する。主力で目立っている選手だけが戦力ではないという事だ。




