第3回個人成績表(4月1日~6月22日)
交流戦終了記念 第3回個人成績表(4月1日~6月22日全59試合)32勝20敗7分
打撃成績(試合数 打数安打 打率 HR打点)
林 葉輔 59試合 200打数67安打 .335 6本33点
星渡晃兵 59試合 227打数70安打 .308 6本18点
パウロ 59試合 224打数63安打 .281 11本34点
柳 中平 57試合 203打数57安打 .281 3本16点
棚橋和隆 58試合 225打数60安打 .267 8本30点
近堂貴久 56試合 199打数51安打 .256 7本23点
清水尚起 56試合 168打数36安打 .214 2本15点
--以下規定未満--
ドラグノフ 6試合 7打数3安打 .429 0本2点
金 重男 18試合 22打数8安打 .364 0本2点
立石篤志 15試合 10打数3安打 .300 1本4点
本郷建筑 12試合 17打数5安打 .294 0本1点
折口元文 14試合 14打数3安打 .214 1本1点
ノーリー 23試合 75打数16安打 .213 0本8点
アンジェロ24試合 86打数18安打 .209 3本13点
古池吉郎 16試合 15打数3安打 .200 0本0点
フェリックス 6試合 6打数1安打 .167 0本0点
水内 賢 24試合 38打数6安打 .156 1本3点
森茂常弘 27試合 20打数3安打 .150 0本0点
李 春稀 9試合 15打数2安打 .133 0本1点
河 剛紀 8試合 8打数1安打 .125 0本1点
高 遼二 25試合 10打数1安打 .100 0本1点
鈴木常惟 2試合 2打数0安打 .000 0本0点
中西定治 2試合 2打数0安打 .000 0本0点
大上徳博 25試合 1打数0安打 .000 0本0点
宮畑圭助 1試合 1打数0安打 .000 0本0点
--投手打撃成績(HR打点はリンドの1打点のみ)--
リンド 1試合 1打数1安打 1.00
フローデセン 10試合 23打数4安打 .174
張 尊 9試合 17打数2安打 .118
赤坂忠徳 9試合 22打数2安打 .091
吉野大吾 10試合 24打数2安打 .083
松浦 心 12試合 16打数1安打 .063
瑞穂智幸 10試合 24打数1安打 .042
石風呂幹伸5試合 3打数0安打 .000
趙 雅憲 3試合 3打数0安打 .000
打撃まとめ
交流戦24試合を終えた時点での通算成績はこのようになっている。清津シリーズはカウントしていない。ここまでチームを引っ張ってきた林と星渡の数字はさすがに落ち着いてきた。と言うよりそれまでが打ちすぎだっただけで常識的なラインに戻ったと言ったほうが正しい。
この2人に代わって打ちまくったのがパウロ。交流戦期間中は4割近い打率を叩き出し、シーズン通算打率も5分上げてきた。しかし清津シリーズは欠場し、その後体調不良を理由に二軍落ちしてしまった。詳細は不明だが一刻も早い復帰が望まれる。柳中平や近堂も3割近い打率でなかなか良かった。控えの層が厚くなった事で休みを入れながら試合に出場できるようになったのが好調の一因であろう。新加入のアンジェロはなかなか勝負強いところを見せているが打率は低かった。交流戦が終わったらすぐ二軍で調整させたがどこまで修正できるか。
控えで目に付くのは今季途中にトレードで加入したドラグノフと、赤坂とのバッテリーが確立した感がある2番手捕手の金重男である。ドラグノフは打率4割超と存在感を見せている。移籍によって心がけが変わったと本人も口にするように、ボールに食らいつく姿勢が出るようになってきた。素材が良すぎるゆえにそれに溺れていたが、ついに気付いてくれたようだ。金は打撃に定評があるという前評判通りの好成績を残している。正捕手の清水は打撃が強いわけではないので好調を維持できるとさらにチャンスが広がってくるだろう。立石は相変わらず勝負強いし、本郷も怪我の影響で守備範囲はやや狭まったもののやはり打撃のセンスは抜群だ。また、開幕一軍もまったく打てずに二軍で調整を続けていた古池が再昇格後にようやくヒットが出てきた。今後は改めて代打として出番が増えそうだ。代走の大上、守備要員の森茂や高遼二は多少打てなくても問題ないが河剛紀や折口は打てないと厳しいので今は二軍で調整している。
投手成績(試合数 投球回自責点 防御率 勝敗セーブ)
吉野大吾 10試合 77回15点 1.75 8勝1敗
赤坂忠徳 9試合 60回2/3 19点 2.82 5勝3敗
瑞穂智幸 10試合 71回2/3 23点 2.89 3勝4敗
フローデセン 10試合 63回2/3 23点 3.25 3勝3敗
--以下規定未満--
平野 錦 13試合 8回2/3 0点 0.00 1勝0敗1セーブ
リンド 1試合 2回2/3 0点 0.00 1勝0敗
黄 直哉 11試合 9回1点 1.00 0勝0敗
松浦 心 12試合 56回10点 1.61 4勝0敗
比山 仁 25試合 24回1/3 5点 1.85 0勝1敗16セーブ
張 尊 9試合 55回2/3 14点 2.26 3勝3敗
野藤秀親 15試合 14回1/3 4点 2.51 2勝1敗
小松原泰誠16試合 15回2/3 5点 2.87 1勝0敗
伊東聡司 6試合 7回3点 3.86 1勝1敗
石風呂幹伸9試合 18回9点 4.50 0勝1敗
王 貞成 9試合 15回8点 4.80 0勝0敗1セーブ
斎場次巳 6試合 9回6点 6.00 0勝0敗
原 克馬 2試合 1回2/3 04点 9.60 0勝0敗
趙 雅憲 4試合 9回1/3 14点 13.5 0勝2敗
投手まとめ
投手陣は吉野が相変わらず好調をキープ。オールスター投票でも2位に入るなどエースとして大いに存在感を見せている。そして影の防御率王松浦も素晴らしい。規定投球回数寸前で防御率は吉野より良好。そのピッチングは実質1年目とは思えないほど堂々としている。その名の通り心が強いのだろう。ピンチでもまったく動じずに持ち前の質が良いストレートをガンガン投げ込んでいく強気なスタイルだが、ストレートの質が今の状態ならそう打たれるものではない。赤坂は金重男とのバッテリーを確立したことで成績が上昇してきた。データや理論とはまた違う相性というものはやはりあるのだろう。瑞穂や張尊も防御率2点台で安定している。一方で不安なのはフローデセンだ。交流戦では炎上が続き防御率もかなり悪化した。うまく巻き返せるか。
リリーフで特に優れた活躍を見せているのはストッパーの比山である。チーム最多の25試合に出場して16セーブと欠かせない戦力となっている。小松原、野藤、平野、黄直哉といった投手も安定しており勝ちパターンや接戦の際は頼りになる。ベテランの伊東やサウスポーの石風呂、そして先発から本職の中継ぎに再転向した趙雅憲も控えており、ようやく投手陣にも選手層といえるべきものが出来てきた。とはいえ全体的に実績のない選手が多いので夏場はどうなるか、今後優勝争いとなるとどうか、それは誰にも分からない。




