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大日本リーグ-大連戦記-  作者: 沼田政信
シーズン中情報
13/188

第2回個人成績表(4月1日~5月9日)

交流戦直前記念 第2回個人成績表(4月1日~5月9日全35試合)19勝12敗4分


打撃成績(試合数 打数安打 打率 HR打点)

林 葉輔 35試合 120打数46安打 .383 3本19点

星渡晃兵 35試合 129打数43安打 .333 4本11点

棚橋和隆 35試合 135打数36安打 .267 3本14点

柳 中平 35試合 124打数33安打 .266 2本11点

近堂貴久 35試合 120打数27安打 .225 4本16点

清水尚起 35試合 107打数24安打 .224 1本10点

パウロ  35試合 134打数29安打 .216 7本19点

--以下規定未満--

本郷建筑  1試合 1打数1安打 1.00 0本0点

立石篤志 9試合 6打数2安打 .333 1本2点

折口元文 13試合 13打数3安打 .231 1本1点

ノーリー 22試合 72打数16安打 .222 0本8点

金 重男 9試合 5打数1安打 .200 0本1点

フェリックス  6試合 6打数1安打 .167 0本0点

水内 賢 15試合 32打数5安打 .156 1本3点

河 剛紀 7試合 7打数1安打 .143 0本0点

森茂常弘 18試合 15打数2安打 .133 0本0点

高 遼二 19試合 10打数1安打 .100 0本1点

古池吉郎 9試合 9打数0安打 .000 0本0点

鈴木常惟 2試合 2打数0安打 .000 0本0点

大上徳博 14試合 1打数0安打 .000 0本0点

宮畑圭助 1試合 1打数0安打 .000 0本0点

--投手打撃成績(HR打点はリンドの1打点のみ)--

リンド  1試合 1打数1安打 1.00

フローデセン6試合 17打数3安打 .176

松浦 心 8試合 6打数1安打 .167

吉野大吾 6試合 16打数2安打 .125

瑞穂智幸 6試合 14打数1安打 .071

赤坂忠徳 5試合 11打数0安打 .000

張 尊  5試合 8打数0安打 .000

石風呂幹伸5試合 3打数0安打 .000

趙 雅憲 3試合 3打数0安打 .000


打撃まとめ

 ノーリー離脱というトラブルがあったもののレギュラー選手の奮闘により大分数字は改善された。特に上昇したのは棚橋と柳中平。棚橋は一軍の水に慣れてきたか。柳は打順を2番にしてから急上昇してきた。ともに第2回の期間(4月26日~5月9日)の打率は3割を突破している。


 第1回成績表で3割突破していた星渡と林はさらに成績が向上。特に林は第2回の期間で打率.420と絶好調。打率の低い近堂やパウロはホームラン、打点で貢献している。パウロは例年夏場に強いのでこれからの爆発に期待できる。


 控えは相変わらず微妙。立石や折口はともかく、ノーリー離脱後レフトに起用された高や水内の打撃不振は深刻で新外国人アンジェロを緊急獲得せざるを得なかった。劉監督は交流戦から7番レフトで起用すると示唆している。アンジェロが活躍すればかなり強力な打線となるだけに、この外国人の働きはチームにとって重要な意味を持ってくる。


投手成績(試合数 投球回自責点 防御率 勝敗セーブ)

吉野大吾 6試合 47回10点 1.91 6勝0敗

瑞穂智幸 6試合 43回12点 2.51 1勝3敗 

フローデセン 6試合 42回1/3 12点 2.55 3勝1敗

--以下規定未満--

平野 錦 7試合 4回1/3 00点 0.00 1勝0敗

リンド  1試合 2回2/3 00点 0.00 1勝0敗

野藤秀親 11試合 11回02点 1.64 2勝0敗

王 貞成 5試合 11回02点 1.64 0勝0敗1セーブ

松浦 心 8試合 27回05点 1.67 2勝0敗

黄 直哉 6試合 4回1/3 01点 2.08 0勝0敗

比山 仁 17試合 16回1/3 04点 2.20 0勝1敗14セーブ

張 尊   5試合 27回2/3 9点 2.93 1勝2敗

小松原泰誠11試合 10回2/3 04点 3.38 0勝0敗

赤坂忠徳 5試合 29回2/3 13点 3.94 2勝3敗

石風呂幹伸5試合 11回1/3 7点 5.56 0勝0敗

斎場次巳 6試合 9回06点 6.00 0勝0敗

原 克馬 2試合 1回2/3 04点 9.60 0勝0敗

趙 雅憲 3試合 8回1/3 14点 15.12 0勝2敗


投手まとめ

 大連はやはり投手のチームであると言えるだろう。先発で規定到達の3人はいずれも安定したピッチングを披露している。赤坂、松浦といった若手も実力があるところを見せている。怪我で離脱したベテラン張は先日二軍戦で登板したしそろそろ復帰しそう。そしてリリーフは小松原、野藤、比山を軸に左右のキラー平野、黄やロングリリーフもできる王など駒が揃ってきた。今のメンバーがきつくなってきても二軍でリリーフとして調整を続けている趙や伊東、原といったベテランが控えており大きな問題はない。打撃陣も上向いてきたので交流戦はかなり楽しみだ。


5月14日追記

 本来交流戦スタートは本日だったが日程の都合でいきなり休養日となった大連。その間隙を縫うように大連の永市邦彦投手(27)と吉林のヴィクトル・I・ドラグノフ内野手(25)との交換トレードを成立させた。永市投手はアンダースローから投じられるカーブ、スライダーなど多彩な変化球が武器で、今季の登板はないものの主に中継ぎとして通算112試合で1勝5敗3セーブ防御率5.36。ドラグノフ内野手はハルビン国際学園の4番エースとして甲子園に出場した際スタルヒン2世と注目されたロシア系選手。197cmの長身を生かしたシャープな打撃が持ち味で、大連は代打として起用する見込みだ。

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