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大日本リーグ-大連戦記-  作者: 沼田政信
シーズン150試合
125/188

対抗戦終了 最後は快勝で〆

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[ホーム]大連

8星渡(5-3)

3柳中平(4-0)-ドラグノフ

6棚橋(4-3)

9林(2-2)

5パウロ(4-1)

7アンジェロ(4-0)-高遼二

4大上(4-1)

2清水(3-1)

1張尊(2-0)-近堂(1-1)-石風呂-古池(1-1)-北

○張尊(6-2)-石風呂(2-1)-北(1)


大連 7-3 千葉

大連の通算成績 55勝39敗8分


対抗戦もついに28戦目。これで1ヶ月続いたリーグ間の戦いは終わる。


大連は初回に林が2ランホームランで先制。3回にパウロの2点タイムリーでリードを広げる。


さらに6回に代打近堂と星渡が連続タイムリー。8回には古池のホームランで7点目。


大連先発張尊は6回2失点。2番手石風呂は2回1失点。3番手北は1回を無失点にそれぞれ抑える。


最後は快勝で対抗戦を終えた。対抗戦の成績は15勝12敗1分と勝ち越しに成功した。




8月26日追記

 他球団の対抗戦の成績について。まずは上位リーグに参加したチームについての解説だが、それまで首位だった奉天は対抗戦でも15勝11敗2分と相変わらず良好な数字を残した。新京は13勝15敗。やや流れの悪かったハルビンは10勝16敗2分と負け越し、Aクラスも遠ざかってしまった。昨年下位のリーグに参加した4チームで特筆すべきトピックスとしては、チチハルが18勝10敗と一気に躍進した。一方平壌は11勝14敗3分と負け越し。開城は14勝13敗1分、光州は12勝14敗2分と5割前後の数字。これをまとめると以下のようになる。


奉 43勝26敗5分→58勝37敗7分 1位

大 40勝27敗7分→55勝39敗8分 2位

新 36勝33敗5分→49勝48敗5分 4位

斉 36勝34敗4分→54勝44敗4分 3位

哈 33勝37敗4分→43勝53敗6分 7位

平 33勝37敗4分→44勝51敗7分 6位

開 33勝38敗3分→47勝51敗4分 5位

光 25勝44敗5分→37勝58敗7分 8位


 連覇を狙う奉天とそれを阻止せんとする大連の2トップに加えて対抗戦で大躍進を果たしたチチハルがプレーオフ争いをリード。4位の新京は虎視眈々と上位進出を窺う。負け越している開城と平壌はまず5割の壁を突破するところから。対抗戦で大きく後退したハルビンはこれからの戦いで意地を見せたい。光州は対抗戦途中で辺監督が休養に入った。成績不振の言い換えではなく本当に肉体的に休養が必要らしい。現在は島田正二投手コーチ(47)が代理監督を務めている。ようやくチーム浮上のきっかけがつかめそうだった戦いを見せていただけに無念の休養となるが、しっかり治療に専念してほしい。

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