能ある極道は本性隠す
哀れむような目で読んであげてください(ワラ
この世の中には恵まれた奴とそうでない奴が居たりする。恵まれた奴は、頭脳、成績、運動能力、外見
、そして人との接し方上手など全てが完璧である。逆にそうでない奴は、全くの逆だったり、何かが欠けてたりする。世の中不公平に出来たもんだなぁ、なんて思ったりしませんか?この物語は幸運かつ、不幸なある男の物語なのです。
私のクラス、2年A組には生徒会長が居る。外見~成績までトップクラスの男子。女子からはモテモテであり、男子には嫉妬されるようなそんな人。まぁいわゆる完璧君的な。
「やぁ、皆さんおはよう」
爽やかな笑顔で、爽やかな挨拶。誰がどう見ようと完璧すぎる。彼の一言や行動で女子はキャーキャー大盛り上がり。王子様だの、王子様だの、王子様王子様・・・って王子様だけか。
私こと、大森 彩子は知っている。そんな皆にとっての王子様の本性を。
生徒会室に呼び出された私はいつもの様にため息。
「会長ぉー・・・失礼しまー・・・ぶっ!!!?」
いきなり顔面に叩きつけられたのは、先日私が提出した書類。
「おい・・・大森ィ゛ィィィ・・・」
このさっきまでとは全く違う発言をしているのは・・・
「会長っ、本性出てます!私またキズついちゃいます!」
紛れもなく、あの完璧な会長。・・・ですよ、本当に。タバコ銜えてますが。
「っせええよ!オメェ書類不備だよっっ!何べん言やぁ解るんだ!??こん畜生が!」
「ヒィィィィ!会長!ヤニくせぇですっ」
このやり取り、私が生徒会室に行く度のいつもの事。
何を隠そう会長はある極道の息子さんなのであるからだ。




