第496話 早速トラブル発生(セシル含む六人のステータス)
第五大陸にやってくるために私達は様々な準備をしてきた。
ソフィアのレベルアップやクラン設立はその最たる物だが、私達自身のレベルアップ、スキル取得も含まれる。
万が一にも大きな怪我なんてしてほしくない。
それは娘であるソフィアだけに限った話じゃない。
本音を言えばディックだってリーアだって、コルもルイマリヤもだし、屋敷にいる使用人たち、騎士団も。
でもそれは物理的にも時間的にも無理なので、特に今回に関しては私のパートナー達を最優先させてもらった。
なので時間は限られていたけれど、安全安心余裕を持って新婚旅行を楽しむために私を含めた六人のレベルアップをしてきた。
その結果。
セシル
年齢:23歳
種族:英人種・亜神/女(管理者の資格・神の資格)
LV:48,703
HP:1,395M
MP:25,019G
転生ポイント:181,362k
スキル
言語理解 8
出力制限 MAX
魔力譲渡 MAX
補助魔法 MAX
付与魔法 MAX
人物鑑定 9
眷属鑑定 MAX
道具鑑定 9
スキル鑑定 MAX
宮廷作法 9
執筆 7
料理 6
変身 MAX
ユニークスキル
並列思考 MAX
感覚共有 MAX
炎魔法 MAX
氷魔法 MAX
天魔法 MAX
地魔法 MAX
殺意 MAX
超槍技 4
吸収攻撃無効 MAX
異常無効 MAX
戦闘解析 MAX
捕獲 2
眷属強化 MAX
錬金術 7
魔道具作成 MAX
レジェンドスキル
神技 8
生命魔法 8
暗黒魔法 8
時空理術 MAX
絶剣 MAX
四則魔法(上級) MAX
新奇魔法作成 MAX
スキル生成 MAX
擬似生命創造 MAX
限界突破 -
絆紡グ者 -
egg -
オリジンスキル
メルクリウス -
ガイア -
アフロディーテ -
セミラミス -
セクメト -
アスタルテ -
ウルカグアリー -
イシュタル -
神の祝福
経験値1000倍<ロック解除>
タレント
転移者
転生者
亜神
武闘マスタリー
支配者
錬金術士
魔工技師
勇者
慈悲ナキ者
憎悪
憤怒
滅ボス者
いつも通り。
相変わらずぶっ飛んだステータスです。
オリジンスキル『イシュタル』の八つの大切なものを認識してから更にHPやMPが跳ね上がったので、いかにオリジンスキルが強力なものなのかわかる。
その分eggを入手するのは大変で、魔王種を探すことさえ一苦労だ。
ユーニャ・カーバンクル
年齢:23歳
種族:真魔人/女
LV:12,063
HP:36,922k
MP:8,618k
スキル
言語理解 8
魔力感知 MAX
威圧 MAX
算術 7
交渉 8
道具鑑定 8
野草知識 7
鉱物知識 8
道具知識 7
解体 5
統括 6
礼儀作法 5
宮廷作法 4
裁縫 6
料理 8
弁明 6
ユニークスキル
炎魔法 MAX
氷魔法 MAX
天魔法 MAX
上級光魔法 MAX
理力魔法 9
魔力運用 9
魔力圧縮 MAX
詠唱破棄 6
精神再生 MAX
知覚限界 MAX
レジェンドスキル
闇黒鬼 8
闇黒 3
タレント
格闘マスタリー
大商人
女中
暴虐女帝
黒ノ鬼王
蛮勇
突撃者
慈悲ナキ者
途閉ザス者
憤怒
滅ボス者
ユーニャはレジェンドスキル『闇黒鬼』のスキルレベルを上げたことによって肉体強度が跳ね上がっている。
力の制御も上手くなっているのでガントレットやグリーブなんて必要ないのだけど、未だに身に着けている。
で、何故か種族まで変わっちゃったんだよね。
ミルリファーナ・ベルギリウス
従属期間:6年
種族:生体神性人形
LV:11,760
HP:5,186k
MP:211,006M
スキル
言語理解 7
補助魔法 MAX
付与魔法 MAX
威圧 MAX
投擲 MAX
格闘 MAX
魔闘術 MAX
人物鑑定 7
道具鑑定 6
スキル鑑定 7
野草知識 6
鉱物知識 6
道具知識 6
統括 MAX
宮廷作法 MAX
ユニークスキル
休眠 5
炎魔法 MAX
氷魔法 MAX
天魔法 MAX
地魔法 MAX
超剣技 8
魔人化 6
隠蔽 MAX
吸収攻撃無効 MAX
異常無効 MAX
錬金術 4
魔道具作成 8
吸収融合 -
レジェンドスキル
魔力闊達 MAX
生命魔法 1
暗黒魔法 1
時空理術 1
四則魔法(上級) 6
新奇魔法作成 MAX
ステラだけ特別扱いは良くないと本人に言われたため、ミルルの身体にもコスモス・グリッドナイトを魔石化させて核にすることで彼女も生体神性人形へとレベルアップした。
主に魔法の超強化であり、私を除けばこれほど多彩な魔法を使うのはミルルだけだろう。
ステラ
従属期間:0年
種族:生体神性人形
LV:28,516
HP:11,928k
MP:1,308G
スキル
言語理解 MAX
魔力譲渡 MAX
補助魔法 MAX
付与魔法 MAX
統括 MAX
宮廷作法 MAX
変身 MAX
吸収 MAX
ユニークスキル
休眠 MAX
炎魔法 MAX
氷魔法 MAX
天魔法 MAX
地魔法 MAX
殺意 MAX
隠蔽 MAN
吸収攻撃無効 MAX
異常無効 MAX
捕獲 8
レジェンドスキル
聖魔法 MAX
邪魔法 MAX
神聖魔法 4
破滅魔法 3
時空理術 5
絶剣 4
絶槍 1
絶闘 8
四則魔法(上級) 6
新奇魔法作成 7
スキル生成 1
擬似生命創造 3
魔石支配 -
家支配 -
ステラのいろんな戦闘スキルが高いのはランカの能力を引き継いでいるせいだ。
だから魔石支配がある、のだけど……家支配って。
家支配:上位の家精霊が持つ、宿るべき家屋敷の全てを感知し全ての家事を完璧に実行し、実行させる。
……とりあえず便利そうだね!
他はミルルに近しいくらいの魔法が使えて、近接戦闘能力も異常に高い万能型と言っていい。
リーライン・ジン・メイヨホルネ
年齢:103歳
種族:エンシェントエルフ/女
LV:10,603
HP:3,625k
MP:50,696M
スキル
言語理解 8
魔力譲渡 MAX
補助魔法 MAX
付与魔法 MAX
格闘 MAX
魔闘術 MAX
宮廷作法 8
演奏 MAX
料理 8
変身 MAX
ユニークスキル
凝縮思考 5
炎魔法 MAX
氷魔法 MAX
天魔法 MAX
地魔法 MAX
超剣技 2
超槍技 1
吸収攻撃無効 MAX
異常無効 MAX
捕獲 5
錬金術 6
魔道具作成 3
レジェンドスキル
解析 8
聖森の守護 5
魔力闊達 MAX
邪魔法 4
生命魔法 1
絶弓 8
四則魔法(上級) 3
新奇魔法作成 6
スキル生成 5
タレント
剣闘マスタリー
格闘マスタリー
遠距離攻撃マスタリー
魔ヲ極メル者
理ヲ修メル者
錬金術士
魔工技師
蛮勇
突撃者
憎悪
憤怒
怨嗟
一番頑張ったのがリーラインだと思う。
元々戦闘はそこまで得意じゃなかったのに、無理をさせたと思ってる。
でも種族までエンシェントエルフに進化したし、レジェンドスキル『聖森の守護』と『絶弓』を同時に使ったときのリーラインは本当に手をつけられない。
チェリーツィア・ガットセント
年齢:318歳
種族:金虎族/女
LV:14,788
HP:12,118M
MP:22,631k
スキル
言語理解 5
気配察知 MAX
スキル鑑定 4
威圧 MAX
算術 3
野草知識 5
鉱物知識 2
道具知識 2
解体 MAX
ユニークスキル
氷魔法 MAX
天魔法 MAX
上級闇魔法 8
魔人化 MAX
吸収攻撃耐性 MAX
異常無効 MAX
統帥 9
レジェンドスキル
武具自在 1
血吸い 1
獣王の覇気 2
絶闘 6
絶弓 1
絶剣 2
絶槍 4
破軍 2
限界突破 -
心砕ク者 -
タレント
武闘マスタリー
遠距離武器マスタリー
司令官
蛮勇
立チ上ガル者
魔王
チェリーもパワーアップした。
しかもクドーと同じ武具自在まで取得してしまった。
それでも少し前にクドーと模擬戦をしたらあっさり負けてしまっていたのは驚いた。
今ではクドーの方がレベルは低いのに、だ。
今度アイカとクドーもレベル上げするようお願いしておこうかな。
そんなわけで私達だけでこの第五大陸を蹂躙し尽くせるほどの戦力がありながら、盗賊退治なんてものをすることになった。
時間をかけたくなかったので、まずは私が砦全体を覆うように結界魔法の逃走制限を使う。
続いて正面からユーニャとチェリーが歩いて近付いていくと、見張りをしていた盗賊から威嚇用の矢が放たれたけど、リーラインが魔力で作った矢を放って全てはたき落とした。
「ミルル、ステラ」
「構いませんが……本当にこれが正しいのでしょうか?」
「ミルリファーナ様、セシーリア様に不敬でらっしゃいます」
「ステラ、いいの。お願いミルル、力を貸して」
最後に二人に声をかけると、私なら絶対出来ないくらい微細な魔力コントロールの地魔法で数十発もの岩塊を作り出して発射した。
砦のあちこちから聞こえてくる断末魔にも近しい悲鳴。
盗賊達にとっては全く予期していなかったであろう襲撃だけど、悪いことするならその身に降りかかる罰を受ける覚悟はしておくべきだね。
そんな中、ユーニャ達がいる方向とは逆へミルル達の魔法を防いだ者達が一斉に走り出した。
時空理術で確認すると、なるほど隠し通路があるらしいが、私の逃走制限は解除されていない。
「おいっ急げっ!」
「わかって……くそっ! なんでっ、開かねえっ!」
予想通り隠し通路を使おうと地下への入り口をこじ開けたかったみたい。
「残念だけど、隠し通路には行かせないよ」
彼等の後ろから声をかけると、その中の一人が有無を言わさずにナイフを投擲してきた。
「……もう一度言うけど、その先には行かせないよ」
「ち。おいっ、ここは俺が抑えておくから早く開けやがれ」
「あ、無理無理。私を倒して結界を解除しない限りは開けられないから」
チャキッと先頭に立つ男が短剣を握る力を強めた。
盗賊
総合戦闘力 312k
総合技能 84
うん? 第三大陸にいたらかなり強い部類に入る強さだ。
帝国と神聖国、それとジェーキス魔国を除けばレベルが三桁になる人はかなり少ない。
我が家は例外だけどね。
「シィッ!」
私の警告など聞く耳持たず、盗賊の中では強い男が一人短剣を抜いて斬り掛かってきた。
避けるのは容易いし防ぐのはもっと楽。
なのでここは。
「なっ?! 指で……?」
三本の指で短剣の刃を摘まむように受け止めてみた。
力も全然弱いので私が刃を抑えてるだけで盗賊の男は短剣をビクとも動かせないでいた。
しかしその顔が気持ち悪くにやけたものに変わる。
「はっ! 残念だったな、この剣には毒が塗ってある。触れただけで全身を焼くような痛みが走る代物よ」
「ふぅん?」
「……あ? 何余裕ぶって……て、てめぇ、毒は……
?」
「このヌルヌルしてるやつ?」
半透明のゲル状の液体が刀身に塗りつけられているせいで刃を掴みにくかったけれど、瞬間的に私の指周りだけを熱操作で高温にして蒸発させたので問題ない。
「この程度の毒や技量で倒せる相手かどうかくらい見極めなよ」
「この毒が効かねぇ奴なんか見たことねえよ!」
まぁそんなのどうでもいいけどさ。
「とりあえず、黙れ」
盗賊の目を直接睨み付け、『殺意』スキルを加減無しで発動させた。
ここまで加減無しで使うことは稀だけど、私のレベルの十分の一以上の相手や上位種族など所謂『人類』と呼ばれる人達の中でも一握りの者以外には致命傷になりうる。
バタッ
なので私と直接目を合わせた盗賊はその場で倒れ、息を引き取っている。
当然その余波に巻き込まれた逃げようとしていた盗賊達も後を追ったり気絶したり、その時点で砦内で刃向かう者はほとんど残っていなかった。
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