表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/11

第7話 【明日へ・・・。】

脳筋ヴェイバー【マッスルネード】これが正式名称。

奴をやったあと、辺りを見渡した。辺りはベコベコに凹んでいるパトカー、ガラスにヒビが入った店舗が何件か。そしてえぐれたコンクリート。これらの光景は、俺と脳筋ヴェイバーの戦った影響がこれなんだと思う。

数分後には、パトカーと救急車が数台来た。街の人には死傷者が一人も出なかったのでそれは良かった。

俺は、バレてはいけないというプレッシャーを感じて変身を解き、足早に事後現場を離れる。コウタとハルキの状況を確認しなくちゃいけないと思い、俺はスマホを取り出す。

「アイツら、大丈夫か?とりあえず電話してみえねと。」

プルルルル、プルルルルルルル

『あっ、そっちは大丈夫なのか?ハルキと一緒にいるよ?』

コウタの声だ、わかる。あいつもビビってたんだってことが。

「あぁ、こっちは大丈夫だ。今日はもう解散しよう、また明日会おうな」

『わかった、また明日ね?』

プッ

電話を切り、俺は自宅へ帰る。帰り道はいつもとは違う雰囲気を放っていた。




家につき、とりあえず風呂に入りたいと思い脱衣所に行く、服を脱ぎいざ風呂へと向かう。

ガラガラガラ、風呂の戸を開ける。

「えっ!!ちょっとぉぉ!!何入ってきてんだよぉぉ!クソ兄貴ィ!!!」

「あらあら、姉妹でお風呂入ってる中に混ざりたかったの?」

俺は焦る

「えぇ!?な、なんでいんのぉぉ!!?」

「なんでじゃ!な!い!わ!よおぉぉぉぉおおおお!!!!」

妹の怒りの、オケスマッシュを放つ。

「なんでこうなるのぉぉぉぉ~」

パッコオオオオオオオオオオオオオオオオンン!!!


風呂を終え、食卓のテーブルへと座り向かい側には妹が座っている。妹の表情は言うまでもなく激おこぷんぷん丸だ。妹が

「おいっ、クソ!なんで風呂見たんだ。答えろ!さもなくば殺す!!」

「殺すのはおかしくねェか?てか、あれはどう見ても気づかなかったし事故だろ?」

「事故?ふざけんじゃないわよ!洗濯機の中見るでしょ?!ふ!つ!う!は!ね!!!」

あっ、忘れてたわ・・・。

「あらあら、二人ともやっぱり仲良しさんね。お姉ちゃんのうれしいわ~」

姉ちゃんはとりあえず楽しそうだ。この姉妹は美人と可愛い(笑)の姉妹なので辺りから評判はとてもいい。それに比べりゃ、俺は何のとりえもないっていうのが残念で仕方がない。

これからどんな困難が待ち受けているのか俺にはさっぱりわかないけれど、きっといいことがあるはずだ。そう、明日・・・。明日はきっといい日になると思う・・・。


第7話いかがでしたか?主人公に姉妹がいるとは思いもしませんよね。

日常回でしたがどうですか??

次回もぜってェ見てくれよな。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ