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第4話 【出会い】

僕の~胸のな〜か〜の~


胸の〜白い〜はーねーを~

AM.7.00 なんだか、目が覚めたな。土曜日か、まぁ早起きしないとなとは思っていたけどこんなに早く起きてしまうとはなー。今日は何をしようか、友達もまだ寝てるだろうし。自分で朝飯でも作ってみようかと思う。

1階へと降り、冷蔵庫の中身を確認する。

「卵が2個、ベーコン、ウィンナーか。じょうできじゃねぇかよ。」

フライパンに油をひき、卵を割りフライパンに落とす

ジュワーッ

いい音だ、卵焼く時の音は凄くいい。クセになる、ウィンナーとベーコンを次々に入れ手軽で、ほんの数分で完成する俺の朝食だ。

ナイフ&フォークでたいらげる。ん?どこかで聞いたことあるフレーズだ?作者に聞いてくれ、俺は知らん。俺はご飯は箸と決まっている。ナイフとフォークは使っていない。

さて、朝食を終えた俺は友達から呼びだされ街の方へ行かなくてはならない。

AM.11.00

「おっ、5分前には来るんだな、お前」

「当たり前だろ、これからの社会はこれくらいしないとダメだからな。」

こいつは友達の斎藤コウタだ、頭がそこそこよくクラスではまとも、な方だな。

「そーいや、ハルキの奴はまだなのか?」

とコウタが聞く。

「どうせまた、寝坊したとか言うんじゃねぇのか?」

俺は呆れた声で答える、確かにアイツは少しどころか何ヶ所も抜けている。すると

「あー!悪ぃ悪ぃ!ちと、婆ちゃんおぶって横断歩道走ってきたから遅れたわ~」

なんだ、こいつは、あからさまな嘘のような事をいっている。コウタ、こいつは嘘をついているぞ!

「へぇ、ハルキが?すごいねぇ!」

コウタは感心したような顔でハルキを褒めるあぁ、これでハルキがまた調子に乗ってしまう…

「だろ?オレってやっぱし、天☆才!!」

俺はグダグダしてても仕方ないと思い、

「さっさと行くぞ、時間の無駄だわ。」

と言い足を目的地まで進める。

着いた店はすこしオシャレな洋服店だ。雰囲気が最近の若者向け?とは少し違った新しい店だ。そこで俺らは服を選ぶ。

「コウタ!これどう??グラサン似合ってるだろ??」

ハルキはサングラスをかけ決めたポーズを付ける、またこいつはアホな上にイケメンなのが腹が立つ。店にいる女子の視線はハルキに集まる。「えぇ、あの人カッコイイ…♡」「イケメェン♡」「あぁ、目の保養だわァ♡」

すごい、流石だ、心の声がダダ漏れじゃねェか!俺は気にして

「なぁ、ハルキ、そろそろ買って帰ろうぜ。」

ハルキはサングラスを少し下ろし、

「陰キャはすぐ逃げるもんな!」

と煽り口調で挑発してきた、くっそ。ぜってぇ〇す。

店で服を何着か買い、昼ごはんを食べる為に店を3人で探す。コウタがノリノリで、

「ハンバーグ食べようよ!ハンバーグー」

「お、いいね、コウタ。ハンバーグ食おうぜ」

まぁ、みんながハンバーグと言うならハンバーグにするか。ここら辺は飲食店もそこそこ多いな。 ハンバーグ店はどこだろうか当たりを見渡す俺ら。

バリバリ…バリバリ…

「ん?」

俺は何か変な音がしたと思った。

「どうした?」とハルキとコウタが心配そうに見る俺は疑問に思いつつも、

「いや、なんでもない。早く食べに行こう。」

ハンバーグ店は意外と人が少なく、すんなり食べることが出来た。ハンバーグはナイフで切ると肉汁が溢れ出てくるほどのもので食欲をそそる、とてつもない物だった。一切れ口にすると、口の中で肉がまるでサンバでも踊っているのかのような美味さの衝撃が走った。

腹も溜まり、さて帰ろうかとみんなで言っていると、「ギャーー!!!」と数十メートル先から悲鳴が聞こえた、何人かが走って逃げてくる、逃げ惑う人々は「み、みんな殺されるぞぉお!」「け、警察呼べ!!警察ッ!」と、叫んでいた。俺らも怖くなり走る。ハルキが、

「オイオイ、大事な休日なのに何の事件だよ!」

と、鉄板ネタをぶち込んでくる。

逃げ切ったと思い、俺はふと振り向いた。そこに立っていたのは、俺が待ち望んでいたのかもしれないヤツだった。

4話いかがでしたか?そろそろ戦わせないとただの日常ものになっちまうので展開を早めました。

打ち切り漫画なみだな!?知ったことかぁぁ!

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