第1話【俺の朝】
ヒーロー?HERO?
そんなもの俺がなればいいんだろ?
おはようございます。こんにちは。こんばんは。
さようなら。
基本的には、このような挨拶がこの日常生活には求められる。俺は高校2年生、去年までは1年生として先輩達からこき使われていた。だが、それは去年までの話だ今年からは、中枢核にランクアップしたのだ!これから始まる俺のハッピー〇ュガーラ〇フの幕開けだ!
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春の朝の日差しを浴び、清々しい気持ちで部屋の階段を降りていく。あぁ、なんとも気持ちがいいのだ…
「さてとー、今日の~あーさーごーはーんーはー?!」
普段はこんなテンションじゃない為、母はドン引きしている。
「あんた、頭でも打ったの?病院行く?それとも〇薬でも使ったの?お母さん心配だわぁ〜」
「っふ!違うんだぜェマミィ~、俺は今日から生まれ変わったのだ!俺は今日から高校2年生だからなぁ!」
呆れ果てた母は「飯食ってさっさと行け」と言わんばかりの背中を俺に向けた。まあいい。正直に言うと俺もこのテンションはキツいと思っている。まるで高校デビューに失敗した陰キャのようだとな。
玄関を開け、自転車通学の俺は愛車の【サザンクロスフレイム号】中学生の頃と名付けた自転車で学校へと向かう。
何も無い、何も変わらない、いつもの通学路なにか変な事でも起きないのかと、俺は期待していた。
読んでくれる人は少ないと思いますねぇ。
まぁなかなか進まないと思いますが、王道バトル的な、ネタ要素ぶち込んで行くのでよろしくお願いします!!