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月華燃ゆる  作者: ぼたん鍋
第一部 月が照らす世界は何色か
8/16

第漆話 誰が為の一歩

 翌朝、一番早く目を覚ましたのは咲耶だった。続いて高御、櫛名田の順番で次々に起きてくる。最後に御中が起きて、洞穴の入り口まで出てきたときには、ちょうど朝ご飯の支度が終わったところだった。


「おはようございます、御中くん」

「おはよう、咲耶」


 咲耶から器を受け取り、咲耶と櫛名田に挟まれるような位置に腰を下ろす。


「起きるの遅いね、御中」

「朝は苦手なんだよ」

「高御は私よりも早く起きて、一緒に剣の稽古してくれたよ? 御中はやらないの?」

「ぼくもたまにやってるよ。最近はなかなかできてないけど」


 以前は一緒にやっていた剣の修練も、今では高御一人でやるようになっていた。

 その理由は二つ。一つは、高御の剣の技術に対して、御中がついていくことができなくなってしまったということ。もうひとつは、御中は剣よりも神通力の修練を優先して行っているということ。


 すでに高御の剣の腕は誰よりも秀でており、数体の黒影であれば単独で状況を打破することができる。それ故に、御中では全く相手にならないのだ。


 御中も、神通力を合わせて剣を扱うことで、高御と同じように戦線で戦うことができる。しかし、リーチの分だけ、神通力は有利だ。


 二人が修練をともにすると、御中だけ距離をとって神通力を使い、高御はなかなか接近することができない。それでも、負けず嫌いだからお互いに全ての手の内を出し合って戦う。決して手を抜いたりはしない。少なくとも、御中はそう考えている。

 そんなことを続けているうちに、いつしか二人の修練はかみ合わないようになり、結果として今のスタイルに変化してしまった。


「そうなんだ。ねえ、知ってる? 高御強いよ! すごい強い! 私も結構強いんじゃないかなって思ってたけど、全然私より強いよ! たぶん神通力使っても勝てないと思う!」

「そりゃあよかった、いい相手が見つかって」


 今まで一緒に戦ってきたのだから、高御の強さは櫛名田に言われるまでもなく理解している。それでも、客観的な意見だからこそ、その言葉の重みは感じられる。


「というか、櫛名田って神通力使えるんだ? 初めて聞いたんだけど……」

「そうだっけ? 昨日咲耶には話したよ?」

「うん。それならぼくが知ってるわけないよね?」

「そうなの? そんなことよりも! 私は戦ったことないからわかんないけど、たぶん高御ならどんなやつでも剣で倒せるんじゃないかな」

「あれ? 櫛名田、もしかして実際に戦ったことはないの?」

「うん。ずっと一人で稽古してきたから、戦ったことはないんだよね。黒影? あいつに襲われたら、いつも逃げてたから」

「そうなんだ……。戦わないで済むなら、それが一番だよ。いつか絶対戦わないといけないときは来るんだから。そのときまで、できるならずっと逃げ続けるのが一番だと思うよ」

「逃げるのがいいの? 戦って、黒影を倒して、いつか禍津を倒せるくらいの力をつけた方がいいんじゃないの? 私はずっとそう思ってたんだけど……」

「その方がいい」


 ほそっと、聞こえないくらいの声でつぶやく高御。


「高御……」

「だよね? やっぱり悪いやつは倒さないと!」

「そうだ。禍津は倒さないとならない。あいつは、この芦原の世にとって、倒されるべき存在、倒されるべき敵として選ばれたんだ。だからおれたちは、あいつを倒す必要がある。そのためには、もっと強くならないといけない」


 珍しく口が回る高御に驚きながら、御中は違うことを考えていた。


 本当にそれしか道はないのだろうか。あの日から旅を続けて、御中はいろいろと考えた。黒影とはなにものなのか。なぜ、禍津という存在はこの芦原に生まれたのか。その目的とは、どのようなものなのか。


「ぼくたちに、倒すべき敵なんて、本当にいるのかな……」


 その声は、あまり小さすぎて、三人に届くことはなかった。


 倒したいわけではない。ただ、守りたいだけだった。唯一の肉親である高御を守りたい。御中のことを救ってくれた咲耶を守りたい。この旅で目にしてきた、大切な景色を守りたい。


 行動として、表に現れるものは変わらないかもしれない。剣を握り、斬り合い、どちらかの命が燃え尽きるまで戦い続ける。それでも、信じたものだけは、大切にしていきたい。忘れずに、常に考え続けていきたい。


 利己的なのかもしれない。それでも、五年前のあの日、旅たちのときに願った想いは、今でも三人の心にあるはずだ。


 なにかが胸の奥に残るような、そんな違和感を覚えた御中だったが、今日の予定を慌ただしく話すうちに、その違和感は食事とともに、すっかり飲み込まれてしまった。


   ***


 夜の内にまとめておいた荷物を背負い、洞穴の外へと足を踏み出す御中。すると、すぐに滑るような、ぐしゃっとした感覚が足元から伝わってくる。転ばないように気を付けつつ空を見上げると、今日も一面の雲が太陽の光を遮断していた。相変わらず降り続けている雨は、出発前の四人の気持ちすら曇らせるほど、圧倒的な力を有していた。


 御中はたまらず嫌になり、櫛名田に向かって声をかける。


「櫛名田、この辺りはずっとこんな天気なの?」

「こんな天気って?」

「ずっと雨が降っているのかな? ってことですよね、御中くん?」

「まあ……、そうだね」


 櫛名田は「なるほど!」と言いながら両手を合わせ、この曇天に似合わない乾いた音を響かせる。


「まあね。この辺りは鳥上とりかみって言うんだけど、鳥上はだいたいいつも雨が降ってるよ。昔はそうでもなかったって聞いたけど、私にとっての鳥上は、いつもこんな感じだったかな」


 当たり前のように櫛名田は言うが、いつも雨が降っている土地なんて、今まで訪れた芦原のどの場所にもなかった。もしかしたら、なにか原因があるのかもしれないと思い、御中は思い巡らせる。しかし、特に納得がいくような答えが出てくることはなく、徒労に終わった。


 霧雨のような天気の中、四人は洞穴の中から順々に姿を現す。


「それで、御中。どうするんだ?」

「どうするって?」


 先を歩く高御は後ろを振り返り、憂鬱そうな表情を浮かべる御中に声をかける。


 高御が先頭を歩くのは、旅の安全を脅かす存在をいち早く察知するためだった。それは対黒影という意味でもあり、対人間という意味でもある。旅をしていると、盗賊まがいのあぶれ者に襲われることもそれなりにある。ほとんどの場合は、事前に高御がかぎつけて回避するため、御中や咲耶に危害が及ぶことはほとんどない。それでもそうした相手と遭遇したときは、誰よりも早く高御が対処していた。だからこそ、高御の剣の腕は信じられない早さで今の域に達したのかもしれない。


「どこに向かうのかってこと。おれたちはこいつの家を知らない」

「櫛名田です。少し歩いたら川にぶつかると思うから、そしたら川に沿って歩いていけば着くよ」


 くじけずに名前を言うあたり、櫛名田の心は強い。一方、高御もまったく意に介さず、櫛名田の方を見ようともしない。この二人、一緒にいるとなかなか面白い組み合わせになるなと思いつつ、御中は二人にわからないようにこっそり笑った。ちょうど目が合った咲耶も同じことを考えていたのか、視線が交わり、お互い笑顔になる。


「決まりだね。このまま歩いて、まずは川を目指そう。それで、櫛名田の家に着いたら家の人に事情を説明して、生大刀のことを話そう。咲耶も、それでいいよね?」

「はい。いいと思いますよ。きっと心配していると思いますから、なるべく急いでいきましょう」


 ぬかるみの中を歩いているはずなのに、咲耶の背筋は真っすぐ空に向かって伸びていて、一定の速さで前へと進み続けている。こうした、なんでもそつなくこなすあたりが、神通力の強さにも必要なのかもしれない。


「それじゃあ櫛名田、案内頼むね」

「任せて! それじゃあ、ついてきてね!」


 そう言うと、櫛名田はぐずぐずの地面を全くもろともせず、勢いよく前方に向かって走り出した。


「ちょ、櫛名田! 速いって! そんなに走ると転ぶよ!」

「大丈夫だって。私、慣れてるから」


 その言葉の通り、櫛名田はよろけることもなく、前を歩く高御も抜いて走っていく。


「高御! 悪いけど、櫛名田を止めてくれ! さすがにあの速度だと見失うかもしれない!」


 高御からの返事は聞こえなかったが、頭が軽く上下に動いた後、櫛名田を追うように走り出したのがわかった。足元が悪い中、高御もある程度の速さで走ることができるらしく、あっという間に霧が蔓延はびこる視界から消えてしまった。


「は、早いな……」

「それでは、私たちも行きましょうか」

「え?」


 そう言うと、横で歩いていたはずの咲耶も小走りになり、御中を置き去りにするようにして、霧の中へと入っていこうとする。


「ちょっと待ってよ咲耶! ぼくは走れないんだけど!?」

「大丈夫ですよ。コツは、踏む場所を選ぶことと、体重の乗せ方です。簡単にできますよ」


 咲耶は言葉を残して、御中の視界から消えてしまう。一人残された御中は、走り出そうと踏み出した足を地面に取られ、転びそうになる。なんとか我慢するべく力を入れると、ぎりぎりのところで踏みとどまることができた。顔を上げると、三人の姿はすでに捉えることができない。


「そんな……。わかった、やってやるよ!」


 御中は、そんな捨て台詞を吐いて、目の前に広がる霧の中へと身を投げ出した。


 何度も転びそうになりながらも、御中が走り方のコツを掴み始めたとき、ようやく目の前から霧が晴れ、開けた景色が視界に飛び込んでくる。少し先に岩場があり、休むのにはちょうど良い大きさの岩がいくつも横たわっている。目を凝らすと、そこには先に走っていった三人が集まっていて、御中の到着を待っているようだった。


「三人とも、早すぎ。道間違えて会えなかったらどうするつもりだったんだよ……」


 息も切れ切れに手を膝につき、御中はあきれたように笑った。咲耶と櫛名田は口々に「大丈夫?」と心配しながらも、どこか御中をからかうように、クスクスとした声を出す。三人の旅に櫛名田が加わったことで、雰囲気が柔らかくなったように思えた。昨日出会ったばかりの少女の存在は、すでに三人の旅に必要不可欠なものとなりつつあった。


「ったく。それで、ここからはもう近いの?」

「まあ、ね。だ、大丈夫、すぐ、そこだから」


 口を押えながら、笑いを堪えて話す櫛名田。御中は、一発殴ってやろうかと考え、拳を握って振りかぶるような仕草をとった――。

 その時、すぐ近くでなにかが爆発したような、強い衝撃音が四人の耳をつんざく。全員がはっとした表情に変わり、お互いの顔を見合わせる。


「今の……」

「これ、すぐ近くだ」

「櫛名田ちゃん。この近くでなにかが爆発するようなもの、心当たりありませんか?」

「なんだろう。特になにもないと思うけど……」

「嫌な予感がする。高御、頼む」

「わかった」


 言うと同時に、音がした方向へと高御は走り出す。連なる岩場を軽快な足取りで飛び越えていき、あっという間に姿が見えなくなった。


「御中くん。もしかして……」

「咲耶。とりあえず今は高御に先行してもらって、ぼくたちも後を追おう。櫛名田、走れるよね?」

「……大丈夫」


 不安の色は見え隠れしていたが、顔を上げた櫛名田の表情は、しっかりと目の前の現実を受け入れていた。


「御中こそ大丈夫? ちゃんと走れるの?」

「それだけ言えれば大丈夫だね。よし、急ごう!」


 高御ほどスムーズではないが、三人も岩場を掻い潜るように進んでいく。最初の、爆発と思われる衝撃音の後も、数回なにかが爆発するような音と衝撃が辺りに響き渡る。急ぐ三人は、お互いの中で不安が増大していくのを感じていた。それだけではなく、進めば進むほど木材が燃えるような焼却臭が鼻につくようになっていた。


 間違いない。なにかが爆発し、そこが燃えているのだ。


「大丈夫だよね? 私のおうちとは関係ないよね?」

「わからない。でも、急ごう。なにがあっても、なにもなくても。自分の目で見てみないと、わからないことの方が多いんだから」

「……うん」

「大丈夫ですよ、櫛名田ちゃん。御中くんはああ言っていますけど、きっと櫛名田ちゃんの家とは関係のないところの、ほんとに些細なことだと思いますよ」

「うん、そうだよね。ありがと」


 櫛名田は、咲耶の言葉を話半分で聞いていた。三人は足だけを全力で動かし続け、不安定な岩場を飛び越えていく。


 嫌な予感がする。御中の中で、その想いは徐々に増していく。燃えるような臭いの中、目的地に向かって走り続ける。御中は、この体験に強い既視感を覚えていた。


「頼む、なにも起きないでくれ」


 祈るような視線を前方へ向けながら、咲耶と櫛名田とともに走り続ける。

 岩場を越え、大きな川が目の前を横切る地点までたどり着いたとき、その赤色は三人の視界を突如占拠した。


「そんな……」


 崩れ落ちるように地面にへたり込む櫛名田の様子から、どうやらあそこが櫛名田の家らしい。すぐに咲耶が抱きかかえるようにして、櫛名田の身体を支える。


 御中は、燃え上がる家の付近に視線を向けて、目を凝らす。すると、黒いなにかに囲まれるようにして、高御らしき人物が身動きできない様子で立っていた。その後ろには、見たことがない二人組の男女が地面に横たわっている。


「櫛名田! しっかりして!」


 今にも泣きそうな櫛名田の肩を強く掴み、左右に激しく揺らす。


「前を見て! あそこで高御が戦ってる。たぶん相手は黒影だ。けっこうな数がいる」


 立ち上がった櫛名田は、その光景を見てハッとするように声を張り上げる。


「お父さん! お母さん!」

「やっぱりそうか。たぶん、無事だと思う。でも、あの様子だと高御も庇いきれない。急ごう!」


 御中は櫛名田の手を取り、走り出そうとする。しかし、櫛名田の足は思ったように動かず、地面に根を張ったようにその場を離れない。


「急ぐ!? でも私、黒影と戦ったことないよ!? 倒せるの?」


 恐怖で足が震えているのか、櫛名田は自分でも思うように足を動かせていない。前のめりに倒れそうになったところを咲耶が支える。


「櫛名田ちゃん、大丈夫ですよ。高御くんが強いのは、櫛名田ちゃんもよく知っていますよね? それに、御中くんだってとっても強いんです。もちろん、私もなかなか強いですよ。」

「そう……だよね」


 震える櫛名田の声。頭では理解できていても、身体がついていかないのかもしれない。


「それから、今行かないと、たぶんずっと後悔することになりますよ」

「後悔?」

「はい。なにかを成した後悔よりも、なにも成さなかった後悔の方がずっと強く残ります。

その後悔は、決して忘れられない記憶となって、いつまでも櫛名田ちゃんを苦しめ続けます。

どうしてあのとき、動けなかったのか。どうしてあのとき、もっとうまくできなかったのか。

そうして、いつまでも櫛名田ちゃんを蝕んでいくんです。

ですから、助けられる可能性が少しでもあるなら、まずは一歩、その足を踏み出してみましょう」


 普段は優しく見守ってくれる咲耶も、ここぞというときにはこうして強く進言する。五年旅を続けても、こんな咲耶の姿はそうそう見ることがなかった。御中にとって、櫛名田と話す咲耶の表情は、あの日亡くした両親の面影を感じるものがあった。


 御中は、立ち止まる櫛名田の背中を強めに叩いて、鼓舞するように声をかける。


「そうだよ。咲耶の言う通りだ。やってみなくちゃわからないよ。それに……」

「それに?」

「倒すんじゃない。守るんだよ。それなら、なんとかなりそうな気がしない?」

「……守る?」


 目を閉じ、なにか考え込む櫛名田。わずかの後、櫛名田は自らのももを二回強く叩くと、続けて頬も同じように二回強く叩く。しばらくすると、櫛名田のももと頬は、小さな手のひらの形を赤く浮かび上がらせる。


「うん。行こう!」

「よし! 咲耶!」

「準備、できてるよ」


 咲耶はすでに槍を手に取り、周囲の風を集めていた。


「風の力を借ります。身体の重さが極端に軽くなったように感じると思うので、一気にあの場所まで走りましょう!」

「りょうかい!」

「おっけー!」


 そういうと、槍を左右に振った後、頭上に持ち上げて目を閉じる咲耶。


「風よ、母なる息吹よ……。彼の地へ、我を運び届けよ!」


 咲耶がささやくと、三人の後ろから、今までにない強烈な風圧を感じた。

 瞬間、なにか質量をもったものに背中を押されたように、三人は強く前方にはじき出される。足は地面についているが、浮遊したような感覚を覚えた。


「すごい! 身体軽くて、浮いてるみたい!」


 初めての体験だったのか、櫛名田は思わず黄色い声をあげる。三人は今までとは比べものにならないほどの速さで前へと走っていく。時折身体に当たる木の枝や草花で切り傷を負いながらも、まったく意に介さずに走り続ける。


「二人とも! 聞いて!」

「はい!」

「なに?」


 並んで走る咲耶と櫛名田に向けて、御中は口を開く。


「あそこに着いたら、ぼくはなるべく多くの黒影を引き付ける。そうしたら、咲耶は高御の手当をして。たぶんかなりボロボロになってると思うから」

「わかりました!」

「私は!?」

「櫛名田はご両親のところへ行って! ぼくが引き付けられなかった黒影がそっちに行くかもしれない。だから、そのときは櫛名田が戦うんだ!」

「……。うん、わかった!」


 具体的な作戦なんてものはない。遠くから見ても、黒影はおそらく十体以上いるはずだ。五年旅をしても、御中たち三人が一度に戦った黒影は、多くて五体ほどだった。それも、あれだけ一か所に集まるような知性はなく、バラバラに襲ってくるような、無知性な動きばかりだった。


「着くよ!」

「はい!」

「うん!」


 三人は、黒影が集まる地点に向かって、一直線に走っていく。


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