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八雲くんと夏目くん その7。

八雲くんと夏目くん その7。



八雲  「小説のタイトルって大事だと思うんだ!」


夏目くん「そうだな」


八雲  「夏目はどんなタイトルに惹かれる?」


夏目くん「見てなんとなく興味がもてたらなんでも」


八雲  「ざっくりしてんな~。最近は長いタイトルが人気になりやすいらしいぞ!」


夏目くん「長いねえ。じゃあ例えば、おまえが書いたヒロインもどきがわんさか出てくる小説のタイトルをつけるとしたら?」


八雲  「もどきじゃない!みんなヒロインだよ!『巻き込まれ人生の俺がうっかり相談にのってしまいフラグ乱立で回収困難な日常』」


夏目くん「……。主人公が異世界に飛ばされる話は?」


八雲  「『事故でうっかり死んでしまった俺は異世界でなぜか剣士になって魔王を倒すことになった』」


夏目くん「…………。元から異世界の設定の話は?」


八雲  「『旅に出ることになった俺はうっかりエルフのヒロインと恋に落ち、歳の差婚なんてなんのその。俺は負けねえ!!』


夏目くん「なんでどのタイトルにも「うっかり」が入ってるんだよ。最後に至っては、ただの意気込みじゃねえか」


八雲  「夏目はどれが一番いいと思う?」


夏目くん「どれも読む気にならん」


八雲  「なんでだよ!?」


夏目くん「興味が惹かれない。タイトルに大まかなあらすじを入れると、それだけで読者側は中身を見る前に自分の好みの分別をするから、結構リスクも高いと思うぞ」


八雲  「ええ~? いいアイデアと思ったのに」


夏目くん「おまえのはタイトル以前に中身がなってないけどな」


八雲  「ええ~!?」



長くても短くても、タイトルって大切ですね。もちろん中身も。


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